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2010年12月 9日 (木)

ほぼ日手帳(オリジナル)2011

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 ベストの手帳を考える 9
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2011年は試しに「WEEKS」を使ってみようか。
何度かAmazon で商品をチェックしては考える。
でもなかなかレジへは気が進まない。

かつて6年間、ドクターコパの風水手帳を使ったことがある。
ほぼ日から発売された「WEEKS」の分量は、ほぼあれと同じ。
そう考えると「WEEKS」がとてもありきたりな手帳に思えた。

使わない時は使わないのだが、いざ書く時は大量に書く。
それが手帳の特徴。
持ち歩いているから、いつも書くというものではない。
肌身離さずに持ち歩いても、書かない時は書かないのだ。
やはり、いざ書こうという時、たくさん書ける方がいい。

「WEEKS」のスペースでは、ネタ帳としては使えない。
スケジューラーとしての機能が精一杯だ。

やはり「ほぼ日(オリジナル)」がいい。
1日1ページのスペースは、いざ手帳と向き合った時には欠かせない広さ。
3週間考えて「ほぼ日」の継続購入を決めた。

ただし、スペースが広いことが決心の理由ではない。
決め手となったのは「パソコンがない環境にいる時に時系列のメモを書く」という用途で、スマートフォンよりも使い勝手がよいことだ。

14:00-16:00 会議 A会議室
と書くだけならば「WEEKS」でもいい。
だが、14:00-16:00 マラソンコース下見 のように、準備を伴う大ネタは、スケジュール欄の右側に広がる、大きなスペースがありがたい。

「ほぼ日2011」における手帳本体の変更点は、時間を表す位置に30分刻みの線が入ったことのみ。
方眼のマス目 3.7mmは 2010年版から変更なし。
手帳カバーのポケット位置を変更して、ポケットにモノを入れた時の書きづらさを軽減したとのことだが、手帳本体のみを差し替えているユーザーには無縁のこと。
カバーの種類は前年よりさらに増えて55種類となった (2010年版は52種類)

ほぼ日ストア特典の3色ボールペンは水色。
2010年仕様はグリップにのゴムが厚いが、2011年仕様は極薄に変わった。
初めて書いた時、ペン先が細く感じた。
インクの品番を確認したところ「uni SXR80-05」これは2010年版と同じもの。
個体差だったのだろうか。

日々の手帳には変更がないが、巻末の favoriteは大幅に変わっている。
2010年版と見比べると「郵便料金表」「季節の新もの」などが新たに加わり、Size & Scaleがなくなっている。

届いたばかりの手帳はやせている。
1年近く使いこんだ手帳は、紙と紙の間に空気を吸って太る。
今はやせている「ほぼ日2011」が1年後、順調に太っているか。
それは、やはり1年後にしかわからない。

(おわり)
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