スマートフォンで捨てていた日々脳記録
------------------------------------
ベストの手帳を考える 6
------------------------------------
2008年9月を境にぱったりと「ほぼ日手帳」が真っ白になった理由は、スマートフォンを買ったためだ。
「ほぼ日」を3年使ってきて、書きためたネタを整理することは、ほとんどなかった。
たまに、ブログのネタをひろうことがあった程度。
データとして一覧で見たい日々の記録は、ほぼ日からパソコンに転記することになるのだが、3年間、実際にそういうことはしないとわかった。
それならば、始めからパソコンにデータ転送できるスマートフォンに入力したほうがよい。
ほぼ日手帳はかさばるのもネック。
日中使わないものを通勤の荷物で運ぶ必要はないので、残す4ヶ月は自宅の置き日記帳となった。
買わなかった「ほぼ日手帳」2009年版では、初めて一回り大きいA5サイズ「ほぼ日手帳2009COUSIN(カズン)」が発売された。
また「ほぼ日手帳・日曜はじまり版」もできた。
2年が過ぎた今、ほぼ日2009を買わなかった判断を評価すると、それは誤りだったと言える。
興味と関心が移った時、人はそれに正当な理由を与える。
過去の遺物を糾弾し、新しい対象に救世主の息吹を吹き込む。
だが、一見して正当なことが、結果的によいとは限らないのである。
手帳をスマートフォンに切り替え、ほぼ日手帳を離れて1年。
手軽にネタを書き込める「ほぼ日」が恋しくなり、戻ることにした。
スマートフォンは、その書きづらさに辟易してとうに電話専用機と化していた。
1年ぶりの「ほぼ日」 2010年版
ほぼ日ストア特典の3色ボールペンは茶色。
従来のモノはペンホルダーの蝶番が金属だったが、プラスチックに変わっている。
折れそうな不安を感じたものだが、杞憂だった。
全国的にも問題はなかったようで、2011年版のボールペンも同じ仕様となっている。
ほぼ日2010では、当初から発売されている文庫本サイズの手帳は「ほぼ日手帳(オリジナル)」という呼称に変わった。
これは2009年より発売されている一回り大きいA5サイズ「ほぼ日手帳COUSIN(カズン)」と区別するため。
ほぼ日ストア特典として、ほぼ日のテンプレート「OHTO<オホト>」がついた。
絵記号を描いたり、線を引く定規として使える。
当初は、その日の天気を書き込む時に使っていたが、気象統計を仕事にしているわけではないので、マラソンシーズンが終わり、天気が気にならなくなると、使わなくなった。
細かい変更点では、方眼のマス目が 3.45mmから3.7mmに大きくなった・・・とウェブサイトで説明しているが、2008年は4.0mmだったので、2009年版で小さくし過ぎたのだろう。
2009年10月1日
「手帳のみ」の出荷開始を待って、ほぼ日ストアで注文。
届くまで10日かかった。
(2011年版は11月に注文して6日で届いた)
ほぼ日手帳は前年12月1日から使える。
いざ書き始めてみると手帳が真っ黒に埋まる。ほぼ日から離れている間、これだけのことを書き留めず、捨てていたことに気づく。
ただし、12月は2日で1ページ。
通常スペースの半分と狭い。
1日1ページ書ける正月を迎えるのが、待ち遠しかった。
| 固定リンク | 0
「くらし」カテゴリの記事
- 夜中のピンポンは雷さんのピンポンダッシュ 電源タップの選び方(2024.09.08)
- 長崎を最後の被爆地に(2024.08.11)
- 原爆炸裂から79年 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典(2024.08.10)
- いち早くマイナカードを作った人たちが最初の更新時期を迎えている(2024.08.03)
- 男性の日傘元年 男の日傘デビュー 男の日傘の選び方(2024.07.29)