デコの2010年を振り返る。
ユーロ2008終了後、バルセロナからチェルシーに移籍したデコ。
2010年はチェルシーにおける2シーズンめ。
デコは12月の試合中に足を痛め、離脱したまま年を越していた。
練習に復帰したのが1月12日。
試合に復帰したのは1月23日のFAカップ。
故障から一ヶ月での復帰は、またしても長期離脱かと危惧していたファンを、つかの間、安心させた。
デコはこの時、会見で「ブラジルにおいて個人的な問題を抱えている」と語っていた。
この時、父親の具合が悪いのか・・と推察していたが、どうやら子どもと離れて暮らすことに、これ以上耐えられなかったということのようだ。
2月には、日本サッカー協会が強化試合の候補としてポルトガルと交渉中であることが報じられた。
デコのいるポルトガルと日本の対戦。
その日だけは、日の丸ではなくサウダージを応援する。
そう心に決めていたが、結局その日はこなかった。
そして、ここから衝撃のニュース2連発となる。
2月4日
デコがポルトガル代表からの引退時期を発表。
「歳をとった」
「疲れた」
という言葉が本音だったとは今でも思えない。
この時点から、カルロス・ケイロスのチームにうんざりしていたのだろう。
3月14日には、デコのブラジル移籍希望が伝えられた。
「キャリアの最後はブラジルに戻りたい。コリンチャンスでプレーするという夢は、僕がキャリアを終える前の最後の希望」
結果的に、コリンチャンスとの縁はなかった。
ただ、この先、引退の花道としてコリンチャンスへの移籍があるのかも知れない。
3月16日、チェルシーがCL決勝トーナメント1回戦で敗退した。
対戦相手は恩師モウリーニョが率いるインテル。
半年前には、デコが移籍先として熱望していたクラブだ。
しかし、デコはベンチ入りしなかった。
結局、チェルシーでは一度もCL決勝トーナメントに出場することなく終わった。
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