[適用][OK]と[OK]の違い
「僕はパソコンには詳しいよ
まぁ、プロではないけれど、世の中の一般的なビジネスマンの中では、割と使いこなしている部類に入ると思うな」
あえて口には出さないものの、そう自負しているあなた。
新年早々、第一問です (^_^ )
あなたは今、Windowsパソコンでユーザー設定の変更をしたところです。
そのダイアログの下の方には、
[OK][キャンセル][適用]
3つのボタンが並んでいます。
さて、[適用]をクリックしてから[OK] と
[OK]だけをクリックするのは、どう違うでしょう?
少し改行を入れます。宙を見据えて、考えてみてください。
余談ですが、左上の宙を見上げた人は、きっとハズレです。
結論から言うと
[OK]と[適用]の違いは "ダイアログを閉じるか、閉じないか"。
[OK]をクリックすると、設定ダイアログが閉じる。
[適用]をクリックすると、設定ダイアログが閉じない。
[OK][適用]共に設定変更は反映される。
[適用]を押さないと、変更が反映されない気がして[適用]→[OK]と押していた人もきっといるでしょう。
[OK]と[適用]の使い分けとしては、
設定ダイアログをすぐに閉じたい時は[OK]
つづいて、他の設定もする場合は[適用]
大概の場合は[適用]のみで事足りるはず。
これまで[適用]→[OK]と押していたあの行為は何だったのか?
一つの会社に[適用]→[OK]とやっている人が100人いて、1人当たり月1回の割合で設定を変更しているとしたら・・・
会社は年間 3,000円を失っている・・ ちいさっ
(1回あたり3秒。平均1人1時間当たりコスト3,000円で計算)
あまりに小さい話で、話のオチとして物足りませんが [適用]の呪縛から逃れることで、ストレスが1つ減ることは間違いありません。
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