2011年1月の河村たかし
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河村たかしを追っかけるがね
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1月7日
名古屋市長選で、自民党市議団は、民主党が推薦する愛知6区の現職衆院議員 石田芳弘の推薦を決めた。
国政では政権を争うライバルの両党だが、呉越同舟。
名古屋では「河村たかし」に対抗するために、民主・自民が同盟を組むことになった。
1月17日
名古屋市議会の解散を問う住民投票が告示された。
争点は至ってシンプル。
「市民税・法人税の減税」「議員報酬半減」を推進する河村たかし(前職市長)と、それに反対する市議会。
あなたはどちらを支持しますか?ということである。
河村たかしと支援団体は、10月にリコール署名を 46.5万人分集めている。
果たして住民投票では、どれくらいの人が賛成票を投じるか興味深い。
1月20日
愛知県知事選挙が公示された。
立候補者は次の5人。
前衆院議員 大村秀章(50)
元総務省課長補佐 重徳和彦(40)~自民県連推薦~
元総務省官房審議官 御園慎一郎(57)~民主、社民、国民新推薦~
医師 土井敏彦(64)~共産党推薦~
医師 薬師寺道代(46)~みんなの党公認~
河村たかしと連携する大村秀章だけが、公認・推薦政党がない。
1月20日
片山善博総務大臣が講演で次のように述べた。
「首長がやりたいことをさっさとやろうというのは、結論において根回しで多数派をつくる手法と変わらない」
「いいことがさっさとできる政治システムは、悪いこともさっさとできる。二元代表制は悪いことがさっさとできない、独裁の排除に重きを置いている。長い目でやられた方がいい」
大阪府の知事と河村たかしへの批判である。
かつて、鳥取県知事だった片山善博大臣。
自分は、議会と強調して時間をかけてやってきたのだろう。
じっくり、時間をかけて誰もが納得ずくのうえ、慎重にものごとを運ぶ。
その日本的な遅さが、今の日本の姿を作っている。
片山大臣はそれを踏襲した方がいいと言っているのである。
1月23日
名古屋市長選が告示された。
立候補者は届け出順に、
石田芳弘
八田ひろ子
杉山均
河村たかし(前職)
そして、明日2月6日 名古屋は「愛知県知事選」「名古屋市長選」「名古屋市議会の解散を問う住民投票」のトリプル選挙。
好天に恵まれて、高い投票率となることを祈る。
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