ショッツエナジージェルのフラスクボトルを実戦で使用した
ショッツエナジージェルをレースに携行するためのボトル
「フラスクボトル」を実戦で試してきた。
アートスポーツ店頭で実物を見たときの第一印象は「でかっ」
他社の類似品は一回り小さいので、そちらにしようかとずいぶん迷った。
結論から言うと、ショッツを入れるボトルは、ショッツ純正のフラスクボトルが正解である。
レースではショッツを6回摂る予定なので、フラスクボトルは2つ。
店頭で見た時はでかすぎると思えたのに、ウェストポーチに入れてみると 2つのボトルが難なく入った。
*ボトルの長さ:139mm
今回、試したレースはハーフマラソンなので、使用したボトルは1つ。
ネジのキャップ(以下これをキャップと呼ぶ)のエッジが切り取れるようになっていたので切り取る。これは正解。
透明のオーバーキャップは用途がわからない。
説明書きもついていない。
これもエッジが切り取れるようになっていたので切り取る。これは不正解だった。
押さえが効かなくなり、メンディングテープで留めた。
前の晩ショッツ(カフェイン入りのワイルドビーン)を3袋ボトルに開ける。
ボトルには下から1,2,3 と目盛りが付いていて、ちょうど3の目盛りのところに収まった。
あと 0.5袋分くらい入りそうな余裕がある。
レース中、キャップの開閉はネジではなく、引き押しのワンタッチ。
キャップを引くと、中身が出てくる。
キャップを押すと、中身が出なくなる。
オーパーキャップは、会場入りまで、はめていたが、レース中は邪魔になりそうなので外す。
ウェストポーチにヨコに寝かせて入れて、レーススタート。
30分過ぎ、1度めのショッツ
一押しで、目盛りが2のところまで減り、ちょうど1回分が摂取できた。
袋の封を切って中身を絞りながら摂ると15秒前後かかるが、5秒で済む。
「買ってよかった!フラスクボトルは必須だ!」
60分過ぎ、2度めのショッツ
一押しで目盛りが1のところまで減った・・・
ように見えていたが、後で考えるとこれは違っていた。
85分過ぎ、予定より少し早めに最後のショッツ
ぎゅっと一押し。ところがまだショッツの液体が残っているのが見える。
もう一度握り直して、ぎゅっと絞る。
3度めは絞り出すのにかなり手間取った。
そしてレース終了。
更衣テントに腰を下ろしてからボトルを見ると、目盛り1のところまでショッツが残っていた。
つまり3袋入れてきて、2袋しか摂らなかったことになる。
ボトルの内壁面にべたっと張り付いていたのだ。
レース直後には、疲労回復の目的でショッツを1袋摂る。
そのために、1袋用意しておいたが、結局 "残りもの"を摂ることで事足りた。
本番のレースに向けてこれは貴重なテストになった。
この経験から言えることは次の通りである。
■事前準備:2本のボトルに対して、7袋のショッツを準備
1本のボトルに、3袋と半分ずつのショッツを入れる。
■レース
1度め:一押し 残量が目盛り2と3の間にあることを目検
2度め:一押し 残量が目盛り1と2の間にあることを目検
3度め:摂る前に逆さにして走り、遠心力でショッツを下げてから摂る。
時間が惜しいので、最後の1滴まで絞り出すことには、こだわらない。
レース直後:疲労回復用のショッツは、ボトルの"残りもの"を摂る。
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