5本指靴下を履く理由
期せずして、ベストのマラソン靴下にたどり着いた。
カタチから入るマラソンを追及しているので、常にすべての用品についてベストのものを探している。
それはレース用のショッツと手袋を買いに行った店で見つかった。
予約しておいたショッツの支払いを済ませて、手袋を見る。
手袋はなかなかこれという品がなく、初マラソンで買ったものを過去5レースすべてで使っている。今年こそは、これというものを見つけよう・・
そう思っているのだが、自分が研究したベストの用件を満たす手袋は店頭になかった。
少し落胆しつつ、せっかく来たのだから、他の用品コーナーをながしていた。
練習ウェア、サンキャップ、CW-X・・ ほとんどの用品は去年買ってしまったので、これといって買うものはないな。そう思っていた時だ。
「シューズと足のフィット性を高める」
というキャッチコピーが目に入った。
過去5レースで使った靴下は、いずれも5本指タイプ。
ゆえに、5本指であることは初期条件。
ただし、5本指以外の靴下でレースを走ったことがないので、本当に5本指がいいのかはわからない。
マラソンは指で走ってはいけない。
親指と小指に意識は置くのだが、力点を置いてはいけない。
そんなことをしたらすぐに故障するし、とても42.195kmもたない。
だから、5本指が自由に動くことにどれだけの意味があるのかは不明である。
ただ、動かないよりも動いた方がいい。
一度履くと、指と指の間に布が絡むのは、セラポアテーピングをしているような心地よさがあって止められないのである。
これまで「ファイテン」を2種類 →「アシックス」 →「R×L TRR-15G」と4足履き継いできたが、どれもベストの称号には届かない。
従って、この銘柄のここがいいというものがないが、これはダメというのはある。
それは、生地が厚いものはレースには向かないと言うことだ。
レース中、靴の中はかなりの高音になる。
高音になればマメができやすくなる。
事実、過去5回のうち 4回のレースでマメができた。
それも、できるのはいつも右足薬指だけ。
スーパーフィート(カスタム・インソール)を靴から取り出してみると、右の薬指跡がソールの枠に一番近い。
ここが当たっているのか。
それならば、薬指の部分に余裕があるラストの靴を買わなければ・・
マメができる理由は靴の形状にあると考えていた。
つい半年前まで・・・
ところが、ある日、マメができていた本当の理由がわかったのである。
考えてみれば、なんだそういうことか・・
ということなのだが、百冊を超えるマラソン読書をしても、このことはどの本にも書いていなかった。
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