東北地方太平洋沖地震に対する各マラソン大会の対応
2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震の影響で、各地のマラソン大会がその対応を検討してきた。
以下に3月20日現在の状況をまとめた。
日付 | 大会名 | 状況 |
2011/3/13 | 能登和倉万葉の里 | 開催 |
2011/3/20 | 板橋Cityマラソン | 中止 |
2011/3/20 | 第4回とくしま | 延期 |
2011/3/20 | 第3回宿毛花へんろ | 中止 |
2011/3/20 | 第4回鳥取 | 開催 |
2011/3/27 | 第30回佐倉朝日健康 | 中止 |
2011/4/3 | 第3回四万十川桜 | 中止 |
2011/4/17 | 第21回かすみがうら | 中止 |
2011/4/17 | 第13回長野 | 中止 |
2011/4/17 | 第6回掛川新茶 | |
2011/4/17 | 第19回津山加茂郷フル |
開催可否・検討のポイントは次のとおり。
1.ランナーが安全に走ることができるか?
今後、地震の可能性が高い地域。
あるいは海・川沿いの地域。
2.コースの被災状況
道路の陥没・損傷はないか。
3.ランナーが集散できる交通機関の稼働状況
遠方から訪れるランナーの足が確保できるか。
4.人材・資材・動力の利用が被災地復興の妨げとならないか?
動員される警察官、エイドの水など、関連づけて言い出すときりがない。
5.世間体
こういうご時世のもと、イベントをやっている場合かという論客に攻撃される懸念。
被災地にほど近い場合、1~5が該当し、遠い場合4~5が該当する。
ランナーにとってマラソン大会は希望の灯。
この日に備え長い間、辛い練習をこなしてきたのは、ゴールの後にある幸せを得るためだ。
誰にも、他人の幸せを我慢させる権利はない。
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