ヒョウ柄でマラソン?
2011年のマラソンシーズンは、レースから6ヶ月前に受講した「宇佐美彰朗のランニング・クリニック」から始まった。
初マラソンから5年、5回のマラソンを走ってきたが、一度も誰かにフォームを見てもらったことはない。
当然、指導を受けたこともない。
「宇佐美彰朗のランニング・クリニック」は、元五輪マラソン選手 宇佐美彰朗がランニングフォームを診断して、個別アドバイス付きのDVDももらえるランニング教室。
NSVAが定期的に開催しており、参加費は手数料まで含めて 4,200円。
定員は30人。
参加証は10日前に届くと案内があったが、実際に届いたのは5日前。
そしてこのはがきを持参する必要はなかった。
6月に「ガス橋マラソン」8km に出て以来、3か月走っていない。
前日に5kmだけ走っておくことにする。
エクセルでつけているマラソン日記から長野マラソンに備えていた時のチェックポイントを復習。
ゆっくりフォームを思い出しながら走る。
自分のフォームは宇佐美さんから、どのような評価を受けるだろうか。
会場は新宿区四谷の四谷ひろば。
最寄り駅の「四谷三丁目」2番出口から地上に出ると「ランニング・クリニック」のプラカードを持った男性が立っていた。
おぉ本格的だ。
このような手厚い運営に接すると、否が応でも期待が高まる。
時はまだ暑さが残る9月中旬。
コンビニ am/pm に寄り、水を買う。
そこにはスポーツウェアを着込んだ若者の集団がいた。
1つのカゴに次々にスポーツドリンクやスナック菓子を放り込んでいる。
カゴを持っているのは、ヒョウ柄で露出度の高いワンピースの女性。
彼らは僕の前を歩き、同じ会場に入っていく。
おいおいほんとかよ
ヒョウ柄でマラソン??
目が点になる。
結局、この一行は別のイベントに訪れた人たちだった。
「四谷三丁目」駅から徒歩6分。
四谷ひろばは、廃校になった四谷第四小学校の校舎を利用。
施設の一部が「東京おもちゃ美術館」として使われている。
その日も音楽、スポーツ、様々なイベントが行われていた。
更衣室にあつらえられた1階の部屋で着替えてから、教室に入って待つ。
しかし、定刻になっても数人の受講者が来ていない。
お金を払っておきながらこうして現れない人というのは、いったいどんな人なのだろうと想像する。
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