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2011年3月26日 (土)

「いい逃げ」はずるいでよ~ バラエティで検証してちょうよ

2月6日
名古屋市長選で落選した民主党・前衆院議員の石田芳弘が敗戦の弁を次のように語っている。

「市議がヒール役(悪役)、自分がその代表者ととらえられてしまった」
「今回はこういう結果になったが、河村さんの政治に対する審判は、この先必ず下される」

この先必ず下される審判がどのようなものなのか、石田は語っていない。
長く支持を得るという審判か?
この次の選挙で支持を失うという審判か?
このように、いたずらに不安を煽る言い方をする人は怖い。

政治家にはこのような「言い逃げ」が多い。
自分の発言を誰かが根気よく覚えていて、検証して世の中に暴露する・・
そういうことがまず起こらないからだ。
検証されないことをいいことに、根拠もないのに自身が正しく相手が誤っていると断罪する。

個人で検証するのには限界がある。
こういうことこそ、メディアの守備範囲。
ぜひとも、バラエティ番組でこういう「言い逃げ」が、その後どうなったかを検証してもらいたい。

2月7日
枝野幸男官房長官は名古屋での敗北について次のように語っている。

「必ずしも政権の行っていることが国民に十分伝わっていないという反省は、菅直人首相も言っているし、私も同感だ」
「直面しているデフレ、不況、失業の問題にしっかり対応し、社会保障の抜本改革に着実に歩を進めていくことを地道に繰り返すしかない」

卒がない、頭のいいコメントである。
下品な負け惜しみが一切入っていない。

2月7日
河村たかしは、2011年度の住民税減税のために用意した財源 161億円に関し、プールしておいて2012年度の減税財源とすることを明らかにした。

減税ありきで、コスト削減を始めて作り出した 161億円。
だが、市議会が減税に反対して宙に浮いた。
3月の出直し市議会選挙で「減税日本」が多数をとれば、ようやく「10%減税」の恒久化ができる。

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