「首長たちの革命」 河村たかし初めての評論書
3月4日
議会解散に伴う出直し名古屋市議選が告示された。
投票日は3月13日。
河村たかしが設立した政党「減税日本」が初めて市議会議員選挙に参入する。
3月12日
河村たかしファンにはたまらない本が出版された。
「首長たちの革命 河村たかし、竹原信一、橋下徹の仕掛けた“戦争”の実像」
出井康博 (著)
飛鳥新社
地方自治体で注目されている3人の首長について、本人と周辺の取材よりまとめた本。
河村たかしには、256ページのうち冒頭の109ページを割いている。
河村たかしをおっかけているが、個人的な知り合いではないので情報源の大半はメディアと本人の著書。
そこに初めて、河村たかしを評論する書籍。
メディアのニュースには登場しない「事件」もふんだんに書かれており、速読の目をゆるめてじっくりと読んだ。
河村たかしへの取材は
「市長はいつまでやるのか」
「もう、総理になりたくないのか」
そんな直球の質問から、なぜ側近が離れていったのかという聞きづらいことにも及ぶ。
リコール署名が一旦無効になる前、名古屋選管がおよそ5,000万円の経費をかけて、大量の無効署名を生み出していたことなど、初耳の"事件"に驚く。
興味深かったのは、側近から「もっと政策の勉強をした方がいい」と諭された時のこと。
「誰かええ人はおるか?」という河村たかしの問いに対して、片山善博を勧められたことが書かれている。
片山善博といえば元鳥取県知事。2011年3月現在は総務大臣。
河村たかしが掲げる中京都構想について「はやり病」と評したあの人である。
本書では、その後実際に河村たかしが片山善博と接触を持ったのかについては触れていない。
恐らく、友好的な親交はもたれなかったのだろう。
河村たかしを盲信する立場ではなく、かといって揶揄のオンパレードでもない。
バランスのよい客観的な筆致に好感が持てる書籍だった。
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