ローマ字変換とかな変換の切り替え
「今朝から突然、ローマ字変換ができなくなった」
パソコンが壊れたか、システムの不具合ではないかと騒ぐ人を何度か見たことがある。
図書館などの公共の場に置いてあるパソコンは、概ねローマ字変換の状態になっている。
だが、利用者がカナ変換に切り替えてしまうことがある。
かな変換ユーザーにとってみれば、ローマ字変換では単語1つすら打てない。
切り替えるのは当然だ。
「日本では、共用パソコンはローマ字変換とする」
というローマ字変換基本法は、まだ成立していないので、使い終えた後にローマ字変換に戻す筋合いはない。
一方、かな変換のパソコンに接したローマ字変換ユーザーは、
「誰だよ、切り替えたのは。そのまま放置するなんてなんて非常識なやつだ」
と考える。
「さ」を打とうとして[S][A]を押下すると
「とち」と変換される。
一般的なパソコンユーザーは、もうどうしていいかわからない。
いろいろなキーをさわってみる
係の人を呼ぶ
あきらめる
なかなかうまく元に戻ってはくれない。
かな変換をローマ字変換に替える方法
【 Windowsパソコン 】
[Ctrl]キーを先に押しながら [Caps Lock]キーを押す
この操作をする毎に、ローマ字変換⇔かな変換 が交互に切り替わる。
【 以前のNEC、98仕様のパソコン 】
「かな」キーを押すだけ
当面、ローマ字変換基本法が国会に上程される気配はない。
会社の共用パソコン、駅・空港にある有料のパソコン、公共の場所に置くパソコンでは、切り換え方法をテプラか、名刺サイズのカードに書いて、パソコンのそばに貼っておくと親切である。
*しらべるでは50音資料一覧>ろ
「ローマ字入力⇔カナ入力 切替方法」
で答えがすぐみつかります。
| 固定リンク | 0
「パソコン」カテゴリの記事
- おにぎりが消えた rapture(2025.02.10)
- 15年前に知りたかった「半角スペース問題」(2024.10.28)
- ATOKパスポートに33年育ててきたユーザー辞書が戻ってきた(2023.02.10)
- 4ヶ月でGoogle日本語入力からATOKに復帰する(2023.02.09)
- 30年使ったATOKと別れ、Google日本語入力をできるだけATOKのように使う(2023.01.26)