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2011年4月14日 (木)

ニュートンかソーティか?

宇佐美彰朗ランニングクリニックから届いたDVDはしばらくほおっておいた。
それを見るまでもなく「かかと着地を直す」という課題は明らかであり、それができてからでも見るのは遅くないと思ったからだ。
DVDを初めて見たのはフラット歩法を始めてから2か月。
かかとを着かないフラットな着地が身につき、手応えを感じていた。

DVDの映像内容は次の通り。
1,自分のランニング映像「正面」側面」それぞれについてスロー再生しながら、宇佐美さんがコメントを述べる。
2,宇佐美さんのランニング映像「正面」「側面」それぞれについてスロー再生しながら、宇佐美さんがコメントを述べる。

まず自分のRUN
ここで一つ嬉しい誤算があった。
かかと着地をしていると思っていたのは、走り初めのスピードが乗る前だけであり、流れに乗ってからはフラットな着地をしていたのだ。
宇佐美さんのコメントも「かかとから着くのではなく、フラット走法のような脚さばきができている。これはとてもいい」とお褒めの言葉だ。
別にフラット歩法なんてやらなくても、元々フラット走法はできていたのだ。
だからといってこの3か月がムダになったのではない。
フォアフット着地に耐える脚力ができたことで、あの靴を試してみようという道が開けたのだ。

DVDは一度見たきりで再びお蔵入り。
しかし、3か月後、練習後半戦になって、大変強力な味方となるのである。

いよいよ走り始める日が近づいた頃、レースで走る靴を買いに行った。

レースで使った靴は、過去4シーズンで3足。

1,asics ニューヨーク2110
2,asics ニューヨーク2130
3,asics ソーティスーパーマジック

現在履いているソーティスーパーマジックは申し分がない。
このまま使い続けてもいい。
だが、走行距離が300kmを超えて、アウトソールの着地点あたりは、ゴムがなくなっている。

選択肢は「ニュートンを買うか?」「ソーティを買い換えるか」である。

ニュートンはフォアフット着地走法を身につけ、レースで好タイムが期待できるマラソンシューズ。
2009年に「ニュートンディスタンス」が発売された。
マラソン雑誌やWEB上の特集記事を読むと、まるで魔法のように速くなりそうな印象を受ける。

ニュートンには数種類のモデルがあり、ニュートンにするならばどれを買うか?という考えをまとめておいた。

【 1 】お金に糸目を付けない。好タイムを金で買うならば・・・
・練習用に「モーション」、レース専用に「ニュートンディスタンス」 と 2足買う。
 「ディスタンス」はレースに必要な軽さを備える唯一のモデル。
 ただし、リアフットはスポンジであり、すぐすり減ってしまう。
 練習時の走り込みに履くには不向き。
 「モーション」はアーチを補強している分「グラビティ」よりも重いが、リアフットがゴムのため練習向きと言える。

【 2 】かかと着地を矯正したい。レースでも履きたい。でも1足しか買えないならば・・・
 ・アーチ補強していない靴で故障歴がなければ「グラビティ」
 ・膝に不安がある人は「モーション」

【 3 】フラット走法はできている。レースでタイムが出る靴が欲しいならば・・・
 ・レース専用として「ニュートンディスタンスS」

自分の場合【 3 】に該当する。
ニュートンかソーティかの二者択一とはいえ、頭の中はニュートンが自分に合うかで一杯だった。


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