復興のための増税に言及する人たちに要注意!
2011年3月13日
名古屋市議会選挙
2011年2月6日、名古屋トリプル選挙のリコール成立をうけた名古屋市議会選挙結果。
政党 | 改選後 | 改選前 |
---|---|---|
減税日本 | 28 | 1 |
自民 | 19 | 23 |
公明 | 12 | 14 |
民主 | 11 | 27 |
共産 | 5 | 8 |
河村たかしが率いる「減税日本」が初めての市議会選挙で、第1党となった。
減税日本は41人の候補者を立て、定数75の過半数である38議席に獲得を目指していたがそれには届かなかった。
民主党は第1党から第4党となった。
公明党は立候補者全員が当選した。
これで、名古屋市議会においては、河村たかしの改革が進めやすい環境が整った。
3月14日 「阪神大震災の時もものすごいカンパが集まったのに。自分たちが議員ベルサイユ宮殿に住んでいて増税というんですかね」 震災復興に際して増税を口にする政党には注意をしなければならない。 だが、この「チーム日本」に参加していない人が居はしないか? 復興のために大きなお金が必要な今こそ、税金を食い扶持にしている人たちに一旦、お引き取り願わねばならない。 税金で食っている人たちをしっかり「仕分け」して、それでも足りない時に、初めて増税の段階を迎える。 その順番を国民が気づかないからと言って、増税世論を作り出そうとしている人たちに、抗議の姿勢を持たなければならない。
自民党の谷垣禎一総裁が、菅直人首相に対して、復興支援のため時限立法による増税を提案したことについて、河村たかしはこう述べた。
「広く薄く国民全体に負担いただく」
と言うと聞こえはいい。
テレビで連呼される「チーム日本」ムードに浸る人たちは「増税もやむなし」と識者のような口ぶりだ。
そう。税金で食っている人たちである。
税金で食っている人たちが左うちわの暮らしを続けているのに、税金を納めている人だけが、減給・減収、増税に甘んじるというのはおかしい。
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