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2011年5月14日 (土)

辛うじて、自己ベスト更新

6km
等々力で折り返して、古市場までの南向きは追い風。ペースが上がった。
今日は初めて、フラスクボトルをテスト。
30分に一度のペースで摂るショッツ・エナジージェル3つをボトルに入れてきた。
ボトル1押しで、ぴたりと1回分が摂取できる。
これはいい!
封を切る。絞り出す。次のゴミ箱まで袋を手に持って走る・・
従来のそんな面倒さがない。
即、本番レースでの採用を決めた。

南行きはずっと、ENGLANDのユニを着た兄ちゃんをペースメーカーにする。
ペースメーカーを決めると、ずるずると失速しそうな時に自らを鼓舞する材料になる。
もしも相手が見えなくなったら、また新しいペースメーカーを探す。
これは、去年からできるようになった。
それまでは誰よりも遅いか、誰もが歩いている中を走っていたので、ペースメーカーどころではなかったのだ。
少しは、人に着いていける走力がついたと言うことになる。

12km
1往復が終わり、2往復めにはいる。
再び、向かい風の北行き。
スプリット・ブレスレットに入れたペース表は一度見ただけだった。
次回よりハーフマラソンでは、ゴール予想タイム逆算表だけで良さそうだ。
ここまで思いの外、粘れている。
勝負は最後の南行き5kmだ。
この分ならば、2時間切りいける!と気合が入る。

第1、第2給水は手持ちのボトルで間に合わせた。
第3給水で初めて水をもらう。
スポーツドリンクではなく水。
給水所を過ぎてから3カ所で、ボランティアの方がゴミ袋を持って待っていてくれた。
フルマラソンでも、波状的に3カ所というのは見たことがない。

1:25
予定より5分早く、3度めのショッツを摂る。
強くボトルの腹を押したつもりだったが、走り終えて見ると目盛"1"のところまでジェルが残っていた。
残さず摂るには工夫を要する。一つ本番への課題がみえた。

16km
等々力折り返し
時計は 1:33
あと5km を27分
ここからは追い風、よしチャンスあるぞ!
折り返してから、数百人を抜いた去年の川崎ハーフマラソンの再来をイメージする。

ところが、残り5kmに余力は残っていなかった。
人が少なくて比較対象がないため、スピード感がわからない。
けっこうたくさんのランナーに抜かれた。
抜いて行く人のフォームはキレイだ。
足捌きがまっすぐで、バランスがいい。
自分もあのようにならなければ。

ラスト2km
スパートモードを指令する。
しかし、体は動かない。
元々、ムリだったのか。3度という気温のせいなのか。
去年はラスト1kmを5分10秒で走っているのだが、今回は高速モードに入れず仕舞い。

終わった・・と思ったら最後にトラック1周・・これは辛かった。

記録証の発行サービスはないので、ゴールで完走証の台紙をくれる。
記録は自分で測って自分で書き込むのである。

目標の2時間切りは届かず。なんとか去年のタイムは3分更新できた。

13:00 閉会式 抽選会
雪上がり、手作りの大会、長閑な風景がそこにあった。

13:15 レース終了(制限時間:2時間45分)


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