佐野元春30周年 何がどかーんと大きかったのか?
本来の3月13日に行われていれば、それは佐野元春55歳の誕生日。
さすがに、3ヶ月遅れて Happy birthday を合唱することはできなかった。
2010年春からつづいてきた、佐野元春デビュー30周"年度"の活動は、1年4ヶ月に渡っている。
実に色とりどりの活動があった。
元春ファンにとってこれらは、彼が予告していた「どかーんと大きなこと」だっただろうか。
2009年7月のライブで彼が「来年は30周年。どかーんと大きいことをやりたい」と予告した時、スケールが大きいことというイメージが沸いた。
20周年のそれは「武道館ライブ」「20周年記念ベスト盤」だった。
どかーん=大規模会場ライブ
どかーん=史上空前・前代未聞
しかし、元春が紡ぎ出した現実はそうイージーなものではない。
結果的に実行されたプランの数々。
これらは「30周年度という一連のプロジェクト」として、ドラマ仕立てになっており、その試み全体を見た時、規模が大きく、史上空前であり、どかーんと大きかった。
中でも秀逸だったのはWOWOWスペシャルドラマ堤幸彦×佐野元春「コヨーテ、海へ」
近年では「20世紀少年」「BECK」を撮った堤幸彦。
だが「コヨーテ、海へ」はどの作品とも違っていた。
彼の心にずっと流れてきた熱さを綴る自叙伝だ。
長渕剛の娘、長渕文音の英語がかっこよかった。
カメオ出演の元春もクールだ。
いつか、元春がシリアスな役で主役を張る映画を一本だけ撮ってもらいたい。
そして、天国のお母さんに見せた後、僕らも観たい。
「コヨーテ、海へ」は、1980年元春デビュー以降、彼がよく口にしてきた「ビート」という言葉に今ひとつリアリティが持てなかったファンにとって、ビートとの初対面になった。
13:55
曇り空の有楽町
駅のホームから見る東京国際フォーラムには、今もまだ改修中の足場が組まれている。
アトリウム内の回廊では、週末にはイベントが行われており、この日は骨董のフリマ。
骨董に混じっている、コレクターのアンテナにかする品々。
思わず、先を急ぐ足が鈍る。
ホールA入り口では、15:00の会場に向けて準備が進んでいる。
一時間前ということもあり、人影はまばら。
きっと、一時間後には多くの人がケータイカメラを向けるであろう。
この東京ファイナルは昨日の6月18日につづいて二日間。
ネットの書き込みには「記念グッズ売り場が大混雑」と書かれていた。
目の前にはそのグッズ売り場。
ホール内の売り場とは別に、入口にも先行販売テーブルを出した様子。

写真を撮っていると「よかったら、どうぞ」と女性の声。
せっかくのお誘いなので、白いトートバッグを買い求めた。
佐野元春 若き血潮の30周年 もくじ
→ど素人!佐野元春講座
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