マラソンで好タイムが出る三要素
19日前
3月まではなかなか減らなかった脂肪が減り始めた。
ウエストが引き締まってきた。
ベルトの穴が1つ奥に進んだことでわかる。
この後、1週間で、さらに穴はもう1つ奥に進んだ。
気候が暖かくなってきたこと、大会が近いことに体が反応しているのだ。
冬ごもりモードで脂肪をため込んでいた体が、春の訪れと共に脂肪の備蓄指令を解除する。
脂肪が減れば、軽い体で走ることができる。
4月のマラソンは1年間を通してベストシーズンだ。
2週間前
レース本番に向けて、いくつかのテストを始める。
1つは毎年恒例の音楽。
今シーズン初めてウォークマンをウェストポーチに入れ、ヘッドホンをつけて走る。
今年は特に、自転車の走行音が聞こえないことが怖い。
「練習では音楽を聴いてもよいが、本番では応援の人に失礼だから聴くべきではない」という意見を聞いたことがある。
僕の持論はまったく逆だ。
交通規制もされていない一般公道で音楽を聴いて走るのは、かなり危険な行為。
接近する障害物の察知が遅れると、自身の命取りになる。
加害者にされてしまう自転車や自動車の運転者、他の歩行者から見ても、迷惑この上ない。
2つめはアミノ酸系サプリ。
アミノ酸をレース中に摂ることで疲労が和らぎ、長い距離もがんばれることが、ウルトラマラソン・ランナーによって語られている。
そこで、顆粒のZAVASをポーチに入れて、給水と共に摂ってみる。
だが、これはあまりに面倒。
なにか違う方法を考えるか、見送ることにした。
4月9日
3月末にマラソンが終わるはずだったので、この日は2年ぶりの花見を入れていた。
花見ですら自粛すべきという人がいて、中止にすることは簡単だったが、楽しみにしているみんなの顔を思い浮かべるとそうはできなかった。
早起きして軽めのランを済ませて、花見会場へ。
練習開始からレース終了までは禁酒なので、アルコールフリー飲料でご相伴する。
4月10日
いよいよ、正真正銘のマラソン1週間前。
駒沢公園ジョギングコースを5周 10km のレースペース走。
事前補給なしでグリコーゲンを使いきる。
常歩走法ができているか、サイクリングセンターのガラス窓でチェック。
だがまだ、フォームは固まっていない。
1週間前というこの時期にフォームを気にしているようでいいのか。
本番でフォームを気にしながら走ることがないようにしたい。
フォームのことはここで忘れ、常歩の美しいフォームは来期の課題とした。
マラソン前1週間は、一切走らないことにしているので、この日が最後のラン。
6度めのマラソンシーズンにして、初めて走行距離が500キロ超えた。
距離という「量」にはこだわりを持たないことにしているが、やはり499で終わるのと、500を超えるのとでは気分が違う。
マラソンで好タイムが出る三要素は「調整」「天候」「体調」
ここから1週間、ピークの体調をめざしていく。
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