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2011年6月13日 (月)

レースの朝、揚げ物を食べてはいけません。

5:20起床
自宅マラソンと旅マラソンでは、起床から出発までの時間が違う。
今回は前年の長野マラソンに倣い、出発の60分前に目覚ましをかけた。

電磁ポットでお湯を沸かしてカップみそ汁をつくる。
冷蔵庫からごはん、とんかつを出してそのまま食べる。
「ご依頼いただければ、電子レンジで温めますよ」と言われていたが、気が引けた。
やはり冷たいとんかつとごはんはまずい。

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「レースの朝は、消化が悪い揚げ物を食べてはいけない」
たいていのマラソン書籍には、そう書いてある。
専門家の言葉には素直に従うこともあるが、我流を貫くこともある。
初マラソン以来、朝はとんかつと決めているのだ。
それでも消化がよい方がいいに決まっている。
一口30回しっかり噛みながら、静かにゆっくり朝ご飯。
レースのことは考えない。
走り始めれば、いやでも入れ込むのだ。
レースに向けて気持ちを上げていくということは一切意識しない。
マラソンはいかに気持ちを上げていかないかが大切だ。

トイレを済ませてからレースの準備。
印刷しておいたABCシートをチェックしながら進める。
ブリーズライト、白色ワセリン、テーピング、パワーテープ、CW-X、ユニフォーム・・

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用品は手前右から「レース着用」「レース直後」「レース使用予備品」「レース直前」に小分けしてある。

マラソン当日は緊張感から平常心を保つのが難しい。用意しておいても、忘れてしまうことがある。直前で焦っている時に、荷物全体から探しモノをするのは難しい。場面に応じて荷物を分けておけば、いろいろな事態に落ち着いて対応できるのである。

今年は、去年の教訓を元に「スタート袋」をレジ袋で作った。


去年はチェックアウト60分前の起床でよかったが、ごはんをゆっくり食べた分、今年は時間が押してしまい焦った。
マラソン客は他にはいないようで・・というより、ホテルのロビーに他に人影はない。

小松駅は今朝も閑散としている。
すぐそばに重機大手KOMATSUの本社が見える。
旅の荷物をコインロッカーにしまい、レース用品のリュックを背負う。

小松駅のホームには、ランナーらしき人が2人。
ランナーで埋まっていた去年の長野駅とは大違いだ。
6:50 定刻 普通「敦賀」行きが発車。
昨日乗った普通電車は2両編成だったが、今朝は6両編成。
マラソン大会のために増結してくれたのだろうか。とてもありがたいことだ。
既に車内には、金沢方面から乗ってきたたくさんのランナーがいた。
この大会に出るのは、大半が県内ランナーなのだろう。
それでも6両編成のおかげで、皆、座ることができた。

加賀温泉駅にはシャトルバスが待っていた。
一番乗りで乗り込むと、次々に「おはようございます」とランナーが乗ってくる。
ある程度人が乗ったら出発するのかと思ったら、そのまま、次に着く普通列車も待つ。ピストン輸送をするまでもなく、およそ1便で済むようだ。

マラソン当日特有の気ぜわしさが消えて、ゆったりした時間が流れ始めた。

会場に近づくと、大勢の人。大半のランナーはマイカーでやってきて、家族や知人は、そのまま応援するようだ。

受付は7:00から始まっていた。


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