便利だけど、余ってしまう「くっつくん」
オフィスは磁石だらけだ。
いやそうではなくて、磁石がくっつくものだらけだ。
家庭では冷蔵庫、電子レンジくらいしかないが、オフィスでは机、間仕切り、ロッカー、ホワイトボードと、そのほとんどが鉄でできている。
あなたも聞いたことがあるだろう。
「会社は社員に給料の2倍のコストをかけている」
迷信のように語り継がれている。
でも、とても便利な言葉。
この言葉の意味は "月給30万円のサトウさんには、人件費とは別に30万円のコストがかかっており、サトウさんを雇用するために会社は60万円のコストをかけている"ということだ。
「お前には給料以外にも金がかかってるんだぞ」という恫喝に使われることもあれば、自称"できる男"のなんちゃって論客が、会議で持ち出すこともある。
"人件費とは別に"には、社会保険負担額、交通費、福利厚生費、什器備品、そして、サトウさんが占有する部分へのコストがある。
事務机が置いてある面積には家賃がかかっている。
だから、社員一人あたりに10坪のスペースをあてがっているような会社はない。
たいがいは一坪以内。
*一坪は畳二畳の広さ
手狭な自分の場所だが、できるだけ広く使いたい。
毎日使うものはすぐに手の届くところに起きたい。
でも場所を取るのは困る。
そんな男心にぐっとくるのがこれ。
クリネックス・スコッティ専用 マグネットバー くっつくん~
ドラえもんの声で読むには、少し長すぎる、クリネックスの箱ティッシュを壁面に固定する磁石である。
ティッシュ箱底面の穴にバーをさし込み、冷蔵庫、事務机につける。
クリネックス製以外の箱ティッシュでも、適当な位置に穴を空ければ使うことができる。
地球には引力があり、壁面にモノを置くことはできない。本来モノを置けないデッドスペースである"空間"を利用可能な場所に変えてしまうのが「くっつくん」だ。
「くっつくん」で検索すると、WEB販売のサイトがみつかる。
実勢価格は、6本売りで1,200円。
自分で使えるのはオフィスで1つ、家庭で1つ、合わせて2つがいいところ。
6本売りはちょっときつい。
実際6本買って、3本は1年間引き出しで眠り続けている。
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