奇跡のリンゴ
買い物は楽しい。
見るだけのウィンドウショッピングでも楽しいが、欲しいモノを手に入れると幸せを感じる。
ところが、コレクターをやっていて、楽しいのは "手に入らないこと"である。
モノの情報がある
↓
目の前に、買える状態のモノがある
↓
欲しいと思う
↓
値段を見る(見ないこともある)
↓
買おうと決める
↓
お金を払う
これならば、スーパーでコロッケを買うのと何ら変わりない。
モノの情報がある
↓
目の前に、買える状態のモノはない
↓
欲しいと思う
↓
値段を見る(見ないこともある)
↓
買おうと決める
↓
●入手できる方法を探す
●発売を待つ
↓
お金を払う
確実に手に入れるには、どういう方法があるか。どこで買えるか?
を考えたうえで、発売を待つ。
コレクターにとって至福の時だ。
ふんだんに数量が発売されるものならば、ドキドキはしない。
数量限定となると「自分は買えるのだろうか?」と少しドキドキする。
でも現代にはヤフオクがある。
販売店で買えなくても、まだチャンスがある。
ヤフオクがなかった1998年以前と比べると、ドキドキ感は少ない。
では今、何がドキドキするか?
それは、そもそも発売されるのか?というモノだ。
過去2年、それに該当する品が2つあった。
一つは「奇跡のリンゴ」
もう一つは「鉄人28号スタチュー」だ。
奇跡のリンゴとは・・・
青森県のりんご栽培農家、木村秋則さんが
30年かけて、農薬を使わない農法でつくったリンゴ。
木村秋則さんの略歴
1949
8月、青森県岩木町の農家に生まれる。
1967年
神奈川県川崎市の工場に就職。
1969年
実家に帰り、農業に就く。
1971年
結婚
その後、本屋で偶然にみつけた福岡正信の農業書がきっかけとなり、無農薬リンゴ栽培に取り組む。
2006年
NHK「プロフェッショナル」に出演
2008年
7月、木村の足跡を石井拓治がまとめたドキュメンタリー「奇跡のリンゴ」~幻冬舎~が出版された。
2009年
5月、初めての著書「リンゴが教えてくれたこと」~日本経済新聞社~発刊
奇跡のリンゴは、公式通販サイトで抽選販売される。
販売委託を受けているサイトを見つけて、発売情報が告知されるのを待つ。
来る日も来る日も、ブックマークから開く。
情報は変わっていない。
念のために[更新]ボタンも押したりする。
やはり、発売情報はない。
結局1年間、毎日アクセスしたのに情報は掲示されず、いつしか忘れてしまった。
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