ニュートンでマラソンを完走した。次回は使わない理由
2011年のマラソンにおける最大のテーマは、ニュートンを履くことで、どれだけ速く走れるか?だった。
結論からいうと、速くなったとは思う。どれくらいかは実証できないが、感覚では5分程度だ。
では、次回のマラソンでも使うかというと、もう使わない。
それは、この靴が投資に見合わないからだ。
この靴が投資に見合わないと思う要因について、時系列で説明しよう。
これは購入日、2010年11月に撮影した写真。
モデルはディスタンスS
2011年夏に軽量モデルが出るまでは、これが最軽量モデル。
購入した日に測ると、片足で260gもあった。
過去2大会で履いたソーティスーパーマジックと比べると 110g重い。
これはニュートンで走り初めてから、2ヶ月経過時の外側かかと部分。
ディスタンスは、リアフットがスポンジのため減りやすい。
ただ、ニュートンは"かかとを着かずに走るための靴"なので、リアフットが減ろうがへるまいが関係ない。
この写真は、図2の写真から2ヶ月後
マラソンを走った翌日のもの。
かかとの減りは進んでいるが、走りには特段、問題はなかった。
しかし、これからもう1シーズン走れるかというと、難しそうだ。
この写真は図2と同じ日、走り初めて2ヶ月後に、フォアフットのラグをかかと側から撮ったもの。
外側のラグが減っているのがわかる。
まさか、2ヶ月(200km程度)でここが減るとは・・
フォアフットは走る際に接地する。この減りには困惑を覚えた。
そしてこれは、図3と同じ、マラソン翌日に撮ったもの。
上の写真(図4)と見比べると、4つ全てのラグが減っているのがわかる。
走行距離は、レースまで含めて500km弱である。
魔法のように速くなる靴がこの世にあるならば、マラソン・レースでスタートライン付近に並ぶエリートランナー達の靴が一銘柄に集中しているはずだ。
ニュートンは、慎重な足づくりをしなければ、故障のリスクもある靴だ。今回は、ニュートンを履く3ヶ月前からフラット歩法で基礎を作り、フォアフット寄りで走るフラット走法ができた。ニュートン導入は成功した。
だが、この摩耗の度合いをみると、次のシーズンに使い回すのは気が進まない。
ニュートンと契約しているか、モニターをやっているならば、あと1シーズン試してみたいと思う。
だが、現時点では、次に買うのは再びソーティスーパーマジックにしようと決めている。
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