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2011年8月30日 (火)

UFO対自衛隊

UFOを自衛隊で迎えうつことにした。
東京に電力規制令が出された初夏のことだ。

30年来、定番に君臨するUFO。
なぜUFOは確固たる地位を築いているのか。
その理由はUFOだけと向き合っていても、よくわからない。
無難だからこそ、長く支持されるというならば、あまりにもつまらないではないか。

そこで、UFOを自衛隊で迎えうち、UFOの真価と自衛隊の実力を見きわめることにした。

まず、自衛隊が宅急便で届いた。

Sdf1 喜ぶチーズ星人

日清の直販サイトで1食あたり99円の特売の日に注文しておいた。
つづいて、UFOを確保するためにセブンイレブンへ。
焼そばのシーズンは夏だが、UFOだけは年間を通して定番の棚を維持している。

ところが、棚にあったのは「EAST 限定ソース」
これは一度食べたことがあるが、本来のUFOとは違うソース。
ノーマルソースだと「BIG」しか売っていない。
しかたなく BIG を購入した。

Sdf2 自衛隊は禁じ手「からしマヨ」を装備

先攻は自衛隊。
素朴な味だ。
一口めの印象が「昔ながらのソースやきそば」に似ている。
飽きの来ない味と言える。カップやきそばで美味しかったためしがない「からしマヨネーズ」だが、さほど辛くはなかった。

「即席麺は美味すぎてはいけない」
チキンラーメン、カップヌードルを発明した日清の創業者、安藤百福が言っている。
それを地でいく味だ。
同社の「日清やきそば」にも似ている。

つづいて後攻め、王者UFO。
UFOは開発者の安藤宏基(現社長)による「部屋中が香りで充満するようなパンチのあるソースを」という要求で作られた。
単独で食べているとわからないが、こうして他の焼きそばと並べて作ると、その香りが際だつ。

一報、自衛隊(SDF)は香りが弱い。
これは、敵に見つからないためだろう。

Sdf3 色もずいぶん違う

野営の最中に、やきそばの香りが漏れると
「あ、自衛隊 見っけ」
と敵に見つかってしまう。
アジトがみつからないように、自衛隊から「無臭でたのむ」と要求されたのである。
(真に受けないでください)

UFO対自衛隊
この対戦は、王者UFOの価値を見直す機会になった。

Sdf4

一見、平凡に見えるものだが、比較する対象があると、その価値が際立つという貴重な教訓を得て、さらにカップやきそば専門家への道は続く。


SDF焼そばの解説


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