佐倉朝日健康マラソン2012 優先枠を設けないで!
9月25日現在、佐倉朝日健康マラソンのホームページは2011年大会のままである。
マラソン大会のホームページでは、このように翌年開催が近づくまで放置するページが少なくない。
関東春マラソンでいえば、かすみがうら、板橋Cityマラソンも更新が遅いページに当たる。
開催時期は
3月中旬 板橋Cityマラソン
3月下旬 佐倉朝日健康マラソン
4月中旬 かすみがうらマラソン
ところが、板橋Cityマラソンとかすみがうらは既にページが動き始めている。
板橋は「優先枠」を発表。
かすみがうらは開催日を掲載している。
佐倉だけが、2012春マラソンの中で沈黙を続けている。
板橋Cityマラソンは10月12日から「優先枠」を受け付ける。
優先枠で定員が一杯に近くなった場合、10月27日からの「一般枠」でエントリーできるのは、ごく少数となる。
2011年3月13日(日)以降、全国で多数のマラソンが中止または延期になった。
当然だが、申し込んでいたランナーは走ることができない。
自分も佐倉を走ることができなかった。
本来、マラソンが中止になった場合、参加費は戻ってこない。
戻ってこないのはいいのだが、各大会はそれを義援金に回した。
参加者に了解をとった大会は、調べた限り1大会のみだった。
これに対して、ランナーが「反対」を唱える声は、大きな声とはならなかった。
メディアが着目しなかったからである。
さて2012年の春マラソン。
板橋Cityマラソン、長野マラソンの2大会が「優先枠」設置を発表している。
優先枠とは中止になった2011年大会にエントリーしていた人たちの枠。
その人たちがまず申し込んで、不足する枠を「一般枠」として受け付ける。
先着順エントリーとしては日本一の人気大会「長野マラソン」の場合、優先枠でエントリー枠がほぼ埋まるだろう。
佐倉朝日健康マラソンは2012年で31回を迎える。
千葉県佐倉市と言えば、小出監督、金哲彦、有森裕子、Qちゃんである。
佐倉は市民のランニング熱が高い。
2011年は走力が足りないからとりあえず10km
でも1年がんばって2012年はマラソンデビューだ!
そういう佐倉市民にとって、優先枠でマラソンが埋まってしまうようなことがあったらがっかりである。
義援金転用が規約になかったように、不測の事態で中止の場合、翌年は優先枠を設けるという規約もないはずだ。
例外の流れをひきずるのはよくない。
スポーツ大会なのだから去年は去年、今年は今年。
一から始めるという毅然とした姿勢を望む。
*最新情報はこちらで、御確認ください →佐倉朝日健康マラソン2012
●2011年、中止になった春マラソン
板橋Cityマラソン
宿毛花へんろマラソン
佐倉朝日健康マラソン
かすみがうらマラソン
長野マラソン
四万十川桜マラソン
柏崎潮風
布引高原風の谷ウルトラマラソン
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