« 勝鬨橋を渡って夕暮れの月島 | トップページ | 8年めを迎えた「旧1号の日」 »

2011年9月14日 (水)

「Lチキをバーガーにして食べてもらいたい」というので食べてみました。

月見始まってます

こう聞いただけで、あなたはもうわかる。
そう、秋の定番マクドナルドの月見バーガーの始まりである。
マクドナルドは毎年9月に月見バーガーを売ることに決めている。
今年は「大月見」も売るのだが、肉が大きいだけで玉子はそのまま。
玉子も大きくしなけりゃダメじゃん。

1980年代、マクドナルドには朝限定のメニュー「マックブレックファスト」があった。
ソーセージ、スクランブルエッグ、マフィンにジャム。それがトレーに乗って400円。
朝マックで買って、よく会社で食べていたものだ。
しかし、あれだけ美味しかったのに、マックはそれをやめてしまった。

今マックが玉子を起用するのはこの月見バーガーだけ。
故郷の佐世保に帰れば、ハンバーガーに玉子は当たり前だが、東京にいてバーガーと玉子が食べられるのはこの時期だけなのだ。

ところがマックが渋滞していた。
日曜日になるとドライブスルーのマックに車列ができる。
仕方なく月見の写真を横目にマックをスルーする。

月見が買えなかったが、既に体がバーガー受け入れ態勢に入っている。
どうしよう?
そうだ、あれにしよう。

あれとは、数年前から一度やってみたかったアレ。

L1

「Lチキをバーガーにして食べてもらいたくて作りました」という名前のバンズはレジ前に売っている。
お店によってはパンの棚に置いてある。
そのわかりやすい名前からして、相当な自信作であるとわかる。
ずいぶん前から売っているが、いまだに無くならないところをみると、そこそこに売れ続けているのだろう。
きっと美味いはずだ。

バンズをカゴに入れてレジへ。
と思ったら列ができている。
フォーク並びだ。
あれ、この店いつもはフォーク並びじゃないよな・・・と思いつつ、列に並ぶ客ににらまれたので、列の最後尾へ。
前にいた3人がはけて、ようやく自分の順番と思ったら、となりのレジにおじさんがカゴを置いた。
店員は「次におな・・」といいかけたがやめて、おじさんお買い上げ品をスキャンし始める。
まぁいつもはフォーク並びじゃないから、仕方ないな。

「あと、ファミチキひとつ」
と言いそうになったが、思いなおしてLチキ1つを注文。
チキンは他に「チーズ」「ホット」もあるが、単品で食べた時の記憶が思わしくないので、横道にそれるのはやめておく。

L2

結論から言うと、ヤマザキが作っているパンは美味しい。
袋を開けた時にいい香りがして、食感もしっとりした好感の持てるものだ。

一方、Lチキ
以前に何度か単品で食べた時と違うもののように思える。
まずカタチが小さい。

一口かじるとまるでハムカツのよう。
フライドチキンとは、厚い肉の外側に薄い衣がついて揚がっているもの。
しかし、今目の前にあるのは何かの具に衣を付けて揚げた"カツ"のようだ。
(意見には個人差があります)

Lチキが想定外に家庭的だったため"バーガーにして食べてもらいたくて作りました"と言いたくなるセールスポイントに迫れなかった。

いつか、このバンズとファミチキを買ってきて試してみよう。

| |

« 勝鬨橋を渡って夕暮れの月島 | トップページ | 8年めを迎えた「旧1号の日」 »

たべもの」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 勝鬨橋を渡って夕暮れの月島 | トップページ | 8年めを迎えた「旧1号の日」 »