伝統の「銀ブラ」コースを歩く 慶應の裏門とは?
「銀ブラ」の定義について、2010年5月14日読売夕刊に掲載された「語源ハンター」でわぐりたかしが書いている。
要旨は次の通りである。
「銀ブラ」とはそもそも、慶應の裏門からブラっと歩き、銀座のカフェーパウリスタでブラジル珈琲を飲むことだった。
ネットでしらべると銀ブラのブラはカタカナ表記されている。
大概の人は、銀座をぶらつくことが銀ぶらだと思っている。
そこで、僕ら散歩チームは「銀ブラ」の後に「銀ぶら」をしてしまうという、ダブル銀ブラを敢行した。
名付けて「銀ブラぶら」である。
別に名付けなくてもいいが。
時は2010年秋
前日の東京は快晴で、明日にとっておきたいと思ったものだが、当日もほどよく青空が広がり参加者を安心させた。
集合は慶應の裏門。
だが、慶應に"裏門"という門はない。
そこで、地図を見て推測。
正門の反対側が裏門であろうとみて、北門に集合した。
この日は慶應三田キャンパスの学園祭が行われていて、北新館前の"裏門"にも案内役の学生が出ていた。
警備員さんに、ここ裏門ですよね?と確認したが、北門ですという回答だった。
裏門を出発して、しばらく坂を下りていくと、国道1号線を渡る。
東京タワーを背にして横断歩道を渡る"4人組"が、どんな絵を意識しているかは、40代以上の音楽ファンならばよく、おわかりになるだろう。
三田通り交番前の信号を渡って、進路を東にとると数分でロケットのようなカタチをしたNEC本社ビルがみえてくる。
標準レンズでは全容を捕らえることができない。
東京マラソンのコースになっている道路を横切ると「戸板女子短大」
仲間の一人が「松本伊代の母校ですよ」と情報をもたらす。
皆が、ほっとする。
またしばらく行くと、左手に見えてきたのはバンザイビル。
「バンザイビル」と書かれたモニュメントは、まさに「ここで、どうぞ」と言わんばかりだ。
一行はとりあえず、なんにでも食いつくのであった。
つづく
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コメント
銀ブラブラ散歩、いいですねー!
大学サイドによると、慶応義塾「裏門」は、現在の「西門」にあたるとのことです。「裏門(現在の西門)」と書けばよかったですね。字数が限られているもので、ごめんなさーい。
投稿: 【語源ハンターわぐりたかし】 | 2011年9月 6日 (火) 21時56分
これはこれは!ありがとうございます。
いつも語源ハンター楽しみにしています。
そうですか・・西門だったんですね
次がんばります^^;)
投稿: moto | 2011年9月 7日 (水) 00時24分