第二部 銀ぶら
カフェーパウリスタは1911年に銀座で開店した。
レジには「創業百年カフェーパウリスタ物語」というミニパンフレットが置いてあった。
コーヒー代を払ったが、特に何かくれそうな気配はない。
確か証明書がもらえるんですよね?と尋ねると、人数分の証明書が出てきた。
新橋から来て銀座の入口左側にあるのが博品館。
東京に来た時、あぁこの街にもおもちゃ屋があるのだなと思った。
充実したおもちゃ屋がある街ならば、暮らしていける。
人にはおもちゃが必要だからだ。
15分後の集合時間を決めて、皆思い思いの売り場へ散っていく。
館内のエレベーターはずいぶんゆっくり上る。
後で知ったところによると日本最古のビルエレベーターらしい。
銀座の中央通り
土日は歩行者天国
クルマが走っている時は広く感じるのに、人が歩くと幅が狭く感じるのが不思議だ。
"走る凶器"自転車の乗り入れが禁止されているので、安心して歩くことができるのがいい。
今春(こんぱる)通りから、調べておいた目印の場所から路地へ踏み入れる。
しばらく行くと、昼なお暗い路地の真ん中に 豊岩稲荷神社。
一眼レフでは明るめに映るが、お辞儀する頭がぶれているのでシャッタースピードが遅い=暗いことがわかる。
それにしてもこのキツネ眼光が鋭い。
そこから1分歩いた先には自動ドア。
ドアの向こうは喫茶店。
そして喫茶店を突っ切って、その先の自動ドアを抜けると、再び路地に戻る。
お店の客は慣れたもので、通り抜けの散歩者を気に掛けない。
こちらは恐縮しながら、頭を垂れて直進。
さすがに喫茶店の店内には、カメラを向けられなかった。
つづく
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