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2011年10月17日 (月)

0系の団子鼻 その名は光前頭

メインフロアに入ると新幹線が待っていた。

ここだ。
写真で紹介されていたのは。

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300系、100系、0系
オリジナルペイントの車両が並ぶ。
ありとあらゆる角度から撮っておかなければと気がはやる。
入場口が行列していた割には、さほど人は多くない。

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在来線の名車も並んでいるが、こちらには興味はない。
僕は新幹線限定鉄道ファン、新鉄なのだ。

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N700系シミュレーターの抽選結果が出るまでまだ少し間があるので、1つ上のフロアへ上がってみる。

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おぉ、新幹線入れ食い!
ここは撮りやすいじゃないか。
300系が2本あるのは、いずれ引退してきた700系を置くためのスペース確保だろうか。

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ほとんど誰もいないので、撮影ポジション選び放題。
フローリングの床に0系が映えている。
ここに住みたい。

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やや、あれに見える黄色いやつ
0系ドクターイエローではないか。
そうか、キミもここにいたのか。
よし、今すぐ行くからね。

独り言が増えて、だんだん、思考回路がおかしくなってきている。

1021_isu 休憩の椅子

0系展示コーナーも人影はまばら。
0系の愛くるしさの象徴である「団子鼻」
後で思いがけずしらべる機会があり、コレは光前頭という名前であることがわかった。

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試作車では標識灯の燈火とは別に、先頭がほのかに光る仕様だったが、本番車両では電灯は外された。

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「開業20年」「JR誕生」「さよなら運転」などの折りには、期間限定で光前頭に文字が描かれた。
光前頭は蓋になっていて、その内部には連結器が上方に折り畳まれる形で格納されている。

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0系新幹線の模型
両手で抱えるほどの大きさ。

そういえば、子どもの頃ブリキのおもちゃの新幹線を持っていた。当時まだ「0系」という言葉はなく、「ひかり号」「とうちょっきゅう」(超特急の言い間違い)と呼んでいた。あれよりも、さらに一回り大きい。
穴が開くほど見てももらえるわけではないので、写真を1枚撮ってすぐにその場を去った。

まさか、これが後日発売されるとは思いも寄らなかった。


こだま のぞみ ひかり みずほ さくら つばめに一日ですべて乗る品川-新鳥栖の旅


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