0系の団子鼻 その名は光前頭
メインフロアに入ると新幹線が待っていた。
ここだ。
写真で紹介されていたのは。
300系、100系、0系
オリジナルペイントの車両が並ぶ。
ありとあらゆる角度から撮っておかなければと気がはやる。
入場口が行列していた割には、さほど人は多くない。
在来線の名車も並んでいるが、こちらには興味はない。
僕は新幹線限定鉄道ファン、新鉄なのだ。
N700系シミュレーターの抽選結果が出るまでまだ少し間があるので、1つ上のフロアへ上がってみる。
おぉ、新幹線入れ食い!
ここは撮りやすいじゃないか。
300系が2本あるのは、いずれ引退してきた700系を置くためのスペース確保だろうか。
ほとんど誰もいないので、撮影ポジション選び放題。
フローリングの床に0系が映えている。
ここに住みたい。
やや、あれに見える黄色いやつ
0系ドクターイエローではないか。
そうか、キミもここにいたのか。
よし、今すぐ行くからね。
独り言が増えて、だんだん、思考回路がおかしくなってきている。
0系展示コーナーも人影はまばら。
0系の愛くるしさの象徴である「団子鼻」
後で思いがけずしらべる機会があり、コレは光前頭という名前であることがわかった。
試作車では標識灯の燈火とは別に、先頭がほのかに光る仕様だったが、本番車両では電灯は外された。
「開業20年」「JR誕生」「さよなら運転」などの折りには、期間限定で光前頭に文字が描かれた。
光前頭は蓋になっていて、その内部には連結器が上方に折り畳まれる形で格納されている。
0系新幹線の模型
両手で抱えるほどの大きさ。
そういえば、子どもの頃ブリキのおもちゃの新幹線を持っていた。当時まだ「0系」という言葉はなく、「ひかり号」「とうちょっきゅう」(超特急の言い間違い)と呼んでいた。あれよりも、さらに一回り大きい。
穴が開くほど見てももらえるわけではないので、写真を1枚撮ってすぐにその場を去った。
まさか、これが後日発売されるとは思いも寄らなかった。
こだま のぞみ ひかり みずほ さくら つばめに一日ですべて乗る品川-新鳥栖の旅
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 貸し切りの平和祈念像 長崎稲佐山スロープカー(2025.02.05)
- 初日から速さに目を見張ったFLAGSHIP STOREの会計オペレーション(2025.02.02)
- 磨き抜かれた夢の街 長崎スタジアムシティ開業 しらべるが選ぶ2023年の5大ニュース【1】(2024.12.28)
- 東町運動公園とアダストリアみとアリーナが頭の中でつながらない(2024.12.23)