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2011年10月24日 (月)

さださんへのはがき #2


さださん、こんばんは
二度目のはがきを書きます。

前回、「精霊流し」には苦い思い出があることを書きましたが、僕がさださんのファンになったのはEP盤シングル「朝刊」でした。
この曲はそれまでのさださんの曲とは違うものがありました。
たいがいの曲は「1番」「2番」に韻律を踏んだ歌詞が含まれるのですが、この曲はワンウェイなのです。
つまり、始めから終わりまでが1本のストーリーで進んでいく。
当時、フォークソングにはこういうワンウェイの物語ソングが既にありましたが、どれもフォークというと曲調がマイナーなものばかり。
そこに出た「朝刊」はとても新鮮でした。


♪キミは早起きしたのがさも得意そうに♪

と朝刊が始まると、時々一緒に歌います。
歌詞がすらすら、出てきます。
脳の記憶容量はスゴイですね。

歌詞を一切間違えずに歌えたら100万円というバラエティ番組をご存じですか?
僕は芸能人ではありませんからその番組に出ることはないのですが、どの曲だったら自分は確実に100万円ゲットできるかと考えることがあります。

もっとも聴いた回数が多い曲となると佐野元春さんの「約束の橋」なのでしょうが、この曲は1番と2番で単語が変わるだけ、韻を踏んでいます。

♪いつかツバメのように♪
♪いつかクジャクのように♪

これが混同の原因。クジャクと歌いかけて「ツバメ」という歌詞が流れてきて
♪いつかクバメのように♪
となってしまうのです。
これでは100万円は難しい。

なぜ、こんなにも「朝刊」の歌詞を覚えているのか、時々考えるんです。
"人生のなかでもっとも歌詞を覚える年頃"に出た曲だから?
いや、それならば同時期に聞いていた南こうせつの「幼い頃」や松任谷由実の「翳りゆく部屋」だって完璧に暗唱できるはず。

恐らくその理由は、この曲には時節を歌に取り入れたという新鮮な驚きがあったこと。

♪ねぇまた巨人が負けたってさって♪
九連覇後の巨人に長嶋監督が就任。巨人が負け続けることがニュースではなくなった頃でしたね。

♪高田の背番号も知らないくせに♪
最下位に沈んだ長嶋監督が、サードの冨田とのトレードで東映から張本を獲得。ポジションが空いたサードにはレフトから高田をコンバート。
巨人ファンが高田に注目している時に、♪背番号も知らないくせに♪という歌詞。そこにとても共感できました。

「からすみ」*1 という名詞はこの曲で初めて知りました。
今では、ずいぶんとからすみを知っている人が増えましたが、東京ではからすみが博多の名物だと思っている人がいるんですね。

♪おふくろがやさしそうにささやいた♪
歌いながら笑っている曲は初めてでした。
笑いながら歌う声が優しかった。

この曲は、一篇の随筆(エッセイ)をそのまま歌にした日本で初めての歌謡曲だったのではないでしょうか。

さださんの歌にはその後「親父の一番長い日」「雨やどり」など同様の"歌謡曲"がありますが、朝刊はその出発点だったと記憶しています。

♪だからさ だからさ♪
そしてさっさと終わる!
曲が短い!
今パソコンで時間を見たら・・

と書こうとしたらパソコンに入っていませんでした。
ここまで書いておいてこれは、まずいですね。

さっそく、音楽配信を検索
mola(モーラ)にありました。
3分25秒で200円。
これならば、当時のおこづかいでも買えましたね。

はがきが一杯になったので、今日はこのへんで。
また、はがきを書きます。

*1 からすみ

ボラの卵を塩漬けにして干して固めた食べもの。
形が唐の墨に似ていることからこの名が付いた。
長崎県の名産品。

ボラ・メナダなどの卵巣を塩漬けにして干し固めて作る。
越前のウニ、三河のコノワタと並んで"日本三大珍味"と呼ばれている。

めんたいこ(小)一切れ程度の大きさで実売価格1,000円程度。
長崎市内のお土産店、ハウステンボス、博多駅のお土産店などで売っている。

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