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2011年10月11日 (火)

緑内障検診

緑内障検診で眼科に来ている。
土曜日の朝
待合室はすでに満席
他の皆さんは緑内障検診ではない。
居酒屋が混んでいるのは好ましいが、病院が混むというのはどうなのだろうかと思う。

視力検査
小さな穴の向こうにはお花畑と風車が見えている。
じーじーと音がして自動的に機械が動きピントを合わせるのだが、最後がピントが合っていないところで終わる。
おい、ピント合ってないぞ
と機械にツッコム

眼圧を測る
目を閉じないでください
風が出ますよ
と看護師さん

つづいて片目ずつ隠して視力表のひらがなとランドルト環をみる。
「ランドルト環」とは、視力検査表に使われる円の一カ所が切れたリング。
アルファベットのCに似ている。
1909年にランドルトという学者が提案し、それが国際標準として使われている。
ランドルトさんの子孫はその御利益を得ているだろうか。

みぎっ!
うえ
ひだり?
下に行くほどに断定から同調を求める口調に変わっていく。

「いやぁ、朝のうちはあんまりみえんからねぇ」
となりで検査中のおばさんは、言い訳が多い。

ここまではいつもの眼科受診と変わらない。
ここからが緑内障検診。

診察室に呼ばれる。
しばらく顔を出していなかったので、ご無沙汰していますと言いかけてやめた。

始めに、房水の排出量をチェック。
つづいて、先生が麻酔だという目薬をさす。
目にレンズを直接あてて検査。
あまり気持ちがいいものではないが、すぐに麻酔が効いたようで違和感はない。
コンタクトレンズを使っていたから、こういうのには慣れている。

ん・・

レンズをごりごりと目に当てていた先生の挙動に、ほんの一瞬いやな間があったのを僕は見逃さなかった。

一旦待合室に戻り、瞳孔を開く目薬をさして2分間目を閉じる。
目の準備が整うまで10分ほど待っただろうか。
撮影室に呼ばれる。

強い光を当てて目を撮影。
こんなまぶしい光を直視する機会は、もう来ないだろう。
どこかで人質をとってたてこもり、SATにスタングレネードを使われない限り。

最後に撮影した画像を見ながら先生による所見。
やっぱりな・・ という空気をにじませながら "ある一帯"について説明が始まる。左眼の一部に視野狭窄が疑わしい部分があるという。
素人がその画像を見てもよくわからない。言われてみれば、そうなのかという程度だ。

その日には検査できないので、後日「視野検査」の予約をして眼科を後にした。

眼もくじ

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