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2011年10月14日 (金)

せっかくの低床バス、その「ぷー」では台無しです。

路線バスは低床化が進んでいる。

旧来のバスには乗り降りの際、2段のステップがあった。
これを1段だけにしたのがワンステップバス。
京急バスが採用している。

これを無段にしたのがノンステップバス。
東急バスが採用している。

いずれも、エアサスペンションを搭載しており、停留所では車体を左に傾けて地上との高低差を小さくしている。
エアサスペンションは格段に乗り心地がいいのだが、乗りつけていると、それに気づかない。
佐世保に帰って西肥バスに乗った時、バネ式サスペンションがひどく揺れて騒音が大きいことで、改めてエアサスの優位性に気づいた。

エアサス搭載の低床バスは、乗り降りがしやすい。
だが、それは機械だけを見た場合だ。
バスは運転手という人によって運用されていることを忘れてはならない。

いつもの停留所は、常に複数の降客がある。
押しボタンを押そうかと思って、ボタンを見上げ
「次とまります」
が点灯していなかったことがない。

飛行機、電車、バス
日本では、下りる時の順番は概ね、出口に近い順で運用されている。
出口近くの人が先にいなくなった方が、通路が広くなるからである。
他の客が下りるのを待って最後に下りる時、それは起こる。

格段に降りやすくなったステップから地上に足を踏み出した時だ。

「ぷー」

ドアが閉まることを警告するブザー音だ。
これは運転手が"ドアを閉じるボタン"を押しましたよという合図でもある。

片足はまだ車内にあり、重心は残った足にある。
先行した足は宙に浮いている。
予期せぬ「ぷー」におかしな力が入る。

ある人は着地で足を傷め、ある人は軽いぎっくり腰になるかも知れない。

いつも、いつも「ぷー」は早いわけではない。
10回に1度くらいのことだ。
しかし、その1度を経験すると、残りの9回もまた早い「ぷー」が来るんじゃないかと気が気ではない。
バスを降りる度に動悸が高まる。

心臓の弱い人は、競って誰よりも早く降りようとするだろう。
降りるのを焦り、勢いよく降りたところで自転車にはねられるかも知れない。
"自転車は、歩道では車道寄りを走る"のがルールだからだ。

ドアを閉めるのは、最後の人が下りて完全に両足がバス外に着き、できれば一歩あるいた後にした方がよい。
夜は暗くてよく見えないというのであれば、降車口を照らすスポットライトをつけるとよいだろう。

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