緑内障検診から5時間の過ごし方
緑内障検診を終えて眼科の外へ出た。
天候は晴れ
まぶしい
眼を細めないと前へ進めない。
日陰を選んで歩く。
言われていたとおり、クルマの運転はムリ。
自転車やランニングなど、速く移動する動作も危険だろう。
散歩くらいならばいいだろうと高をくくっていたが難しそう。
ずっと歩き続けるにはサングラスが必要だ。
これから5時間、目に負担が少ない生活をしなければならない。
まず床屋へ足を向けた。
誰かに施術してもらう間は、目を使わなくて済む。
エステやあんまでもいいだろう。
こうして考えてみると、誰かに身を任せている時間というのはほとんどないものだ。
気分が沈んでいる。
転ばぬ先の杖と思って受けた検診で「要再検査」を言われる。
予想していなかった展開だ。
視野検査によって問題なしとなるのか、
早期発見できてよかったとなるのか。
いずれにせよ、時間は未来からやってくる。
検査をしなければ、リスクの中で何も知らずに生き続けることになったのだ。
こうしてパソコンに向かっている。
パソコンの字は読める。
いつもより余計に離れた方が楽だ。
巻き尺で測ったら70cm離れていた。
本はどうか?
いつもより遠く離さないとピントが合わない。
そして、目が疲れてくるのが早い。
目を閉じているのが一番いいと昼寝をすると、夜中に眠れないのはどういうわけだ?と悩まなければならなくなる。
あ、少し楽になってきたなと思った時、時計をみると検査から6時間が過ぎていた。
写真の多い本を読む。
借りてきた映画を見る。
結果的には、活字のように細かいものではなく、絵のように大雑把な情報を見て過ごすのが好適だった。
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