失明のリスクを回避する
あなたが健康を思う時、なにがないと困ると思うだろうか。
指がなければパソコンや携帯電話のキーが打てないし、足がなければ歩くことができない。
そう考えていくと、どれもがなくてはならない。
順位なんてつけられないと思うだろう。
五体満足
なんとありがたいことなのだろう。
それでいて心の健康もあれば、なんと幸せなことか。
からだの健康の中で、これがないと困るというものに視力がある。
緑内障は視神経の障害。
視野が狭くなっていく病気の総称。
日本人の失明原因のトップ。
40歳以上の20人に1人が患っていて、厚生労働省(2002年)調べでは患者数は56万人。2010年時点での市販関連書籍では 300万人となっている。
緑内障の大半は眼圧が高くなり視神経を圧迫して起こる。
その一方では、眼圧が正常なのに発症する正常眼圧緑内障(NTG)が増えている。
あぁ、歳を取ったらなるやつね
初めて緑内障という言葉に触れた時、心の中でそう思った。
今、同じ感想を持った方が少しいるだろう。
それは多分「白内障」のことである。
白内障とは、水晶体が白く濁ることで、物がぼやけたり太陽がまぶしいと感じる症状のこと。
加齢により発症することが多い。
緑内障も、白内障と同様に加齢による発症が多い。
ただ、白内障と違って怖いところは、自覚症状が出た時は既に、失明の危機が迫っているということである。
そして、現時点においては決定的かつ即効性のある治療法はない。
緑内障について初めてしらべたのは2004年9月4日。
なぜ、この時期に「緑内障」の本を手に取ったのか、当時の記録を読んでもわからない。
読書記録によると、次の本を読んでいる。
「よくわかる最新医学白内障・緑内障糖尿病網膜症」
杉田美由紀
主婦の友社
2001年12月初刷
それからの8年間、8冊の緑内障関連書籍を読んでおり、最低限の知識は身につけた。
当時、定期的に受診している眼科で、緑内障について尋ねた。
検査は予約が必要であるということだったが「現在の所見では心配ない」と言われたため、ついつい受診しないまま先送りにした。
つづく
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