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2011年11月24日 (木)

2011年FA移籍 巨人プロテクト選手リスト予想

巨人がFA選手を獲得したのは2009年オフの藤井が最後。2010年オフはFA選手を獲得していない。
もしも2011年オフのFA市場でAランク選手を獲得した場合、プロテクトされる選手を予想した。


28人枠のうち、投手に12人を充てると思われる。
低反発球の時代にはいり、ますます戦力に占める投手の重要性が高まっているからだ。
プロテクトが堅いのは次の11人
久保裕也
高木康成
澤村拓一
東野峻
越智大祐
内海哲也
金刃憲人
宮国椋丞
西村健太朗
山口鉄也
田中太一

高卒の初年度から背番号30を背負っている宮國椋丞は、2年めとなる来期注目の選手。
外国人は指名できないので、
2012年は復活が見込まれるディッキー・ゴンザレス
抑え投手候補の1人、林羿豪
はリストに入れなくても保護される。

直近のドラフト会議で獲得した6人の新人投手も指名の対象外となる。
松本竜也
今村信貴
一岡竜司
高木京介
江柄子裕樹
田原誠次


現在、左投手あこがれの番号「47」を付けているのは山口鉄也。
高橋一三以来、巨人左腕のエースナンバー「21」は欠番となっている。
恐らく「21」が補強左腕投手に打診されるだろう。

投手の残り1枠は次の4人のうち、誰かになると思われる。
福田聡志
小山雄輝
野間口貴彦
辻内崇伸

そのうち3人はドラフト1位入団。巨人でひと花咲かせてもらいたいが、そろそろ過渡期に入っている。
FA(Cランク)で日本ハムからやってきた藤井秀悟、
新卒時、巨人希望が叶わず日本ハムでは芽が出なかった須永英輝(2011年シーズントレードで入団)
この2人がプロテクト枠に滑り込むのは難しいのではないか。

捕手は次の4人
阿部慎之助
市川友也
實松一成
河野元貴

FA宣言すれば、その選手は除外されるため、鶴岡は除外される見通し。
河野元貴は育成登録だが、2012年シーズンの注目選手。
加藤健
鬼屋敷正人
阿部に続く捕手は人材難なだけに、どの選手も惜しいが、この二人は外れるのではないか。

内野手には5枠、うち堅いのは4選手
寺内崇幸
坂本勇人
亀井義行
藤村大介

あと1枠に滑り込むのは、中井大介と田中大二郎のいずれかだろう。
自由契約選手は除外されるので、手術のために一旦自由契約となった脇谷亮太は除外される。
2012年シーズン中の復帰は難しいと報道されている脇谷は、保有選手枠70人を空けるために、2012年は育成選手契約となる見通し。
ただし、育成選手は"人的補償"の対象となってしまう。FA補強が決着した後、脇谷と育成選手契約を結ぶと思われる。

小笠原道大
古城茂幸
ベテランの二人は2012年も貴重な戦力には違いないのだが、28人という限られた枠からは外れると予想する。
プロテクト名簿は非公開。
かつて人的補償で指名された江藤、工藤も指名されて初めて、プロテクトされていなかったことがわかった。
指名されなければ、プロテクトリストは闇の中だ。

外野手は7枠
長野久義
鈴木尚広
高橋由伸
松本哲也
矢野謙次
大田泰示
橋本到

日本人扱いの外国人選手も除外されるので、ラミレスは移籍交渉の進捗にかかわらず指名されない。
大村三郎は、FA宣言移籍が予想される。
谷佳知は「最後の砦」 貴重な戦力だが、予想リストからは外した。
加治前竜一
隠善智也
の二人はプロ選手としての岐路に立っている。

AランクのFAで選手を失った球団は、金銭または人的補償を選ぶことができる。
お金に困っていない球団ならば、有望な選手を指名する。
人的補償で指名されるということは、数億円の現金よりも高い価値があるということだ。
過去にはまだ、人的補償移籍した選手でレギュラー・主軸投手となった例がない。

Aランク選手は金銭補償が数億円に達する。数億円に見合う選手というのはそうはいない。人的補償があるとすれば、小笠原や谷といった大物がプロテクトから漏れる場合だろう。

2011年シーズンオフ、AランクFA選手の獲得があった場合、誰が選ばれるか、その選手は移籍先で活躍するのか。人的補償の行方を追っていきたい。

巨人
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つづき 「巨人プロテクト 村田修一移籍に伴い横浜DeNAが要求する人的補償の予想選手」

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