2012CWCに向けたデコ最後の戦い
12月になると2006年横浜での出来事を思い出す。
デコの顔をもう5年見ていない。
2011年12月、3年ぶりにCWCがやってくる。
欧州からやってくるのは、UEFACLを制したバルセロナ。
南米からやってくるのは、コパ・リベルタドーレスを制したサントス。
2010年のカンペオナート・ブラジレイロ(ブラジル国内リーグ)を制したのはデコがいるフルミネンセだが、5位までコパ・リベルタドーレスの出場権が与えられるため、サントスが下克上でコパ・リベルタドーレスを制したのである。
FIFA CWCとなってから全8回の開催地は次の通り。
2005 日本
2006 日本 バルセロナが決勝で敗れたがデコがMVPに選ばれた。
2007 日本
2008 日本
2009 UAE
2010 UAE
2011 日本
2012 日本
2013/14の開催国は、2011年12月16日と17日、東京で開かれる理事会で決まる。
その行方如何によっては、デコがCWCで日本に来るのは2012年が最後のチャンスになる。
さて、そのデコが所属するフルミネンセ。
シーズン序盤は苦しい戦いが続いていたが、ここに来てコパ・リベルタドーレス圏内に入ってきている。
◆11月7日 33節
インテルナシオナル1-2フルミネンセ
アウェイの勝利で勝ち点58
首位と2点差に迫る3位
首位が見えてきた。
◆11月12日 34節
フルミネンセ1-2アメリカミネイロ
ホームで最下位のアメリカミネイロに敗れた。
1部残留に向けて後がない相手。
首位コリンチャンスとは5点差に開いた。
◆11月16日35節
フルミネンセ 5-4 グレミオ
2点めはデコのノールックパスを9番フレッジが決めた
配信映像にデコが映る機会が多い。
好調を表す"どこでもデコ"
デコが好調な時は、ピッチ上に二人も三人もデコがいるかのように、ボールあるところに常にデコがいる。
首位とは5点差の3位。
◆11月20日36節
フィゲイレンセ 0-4 フルミネンセ
2ndの白いユニフォーム
前シーズンは1stが襟付きだったが、今シーズンは2ndが襟付き。
フレッジが3得点
2点目のゴール後、パフォーマンスに興じるデコがいた。
3点目のシーン。ゴール正面でパスを受けたデコ、正面にDF、GKがいたため、右でどフリーの位置にいたマルキーニョにダイレクトで流す。
マルキーニョの前には広く開いたシュートコースがあった。
ゴール裏にマルキーニョを追いかけて肩を組んで観衆にアピールするデコ。
ピッチ内ではあまり映らなかったが、ゴール後の映像で存在感を示していた。
首位とは5点差のままだが、5位以内をほぼ手中に収めた。
残り試合は2つ。
デコには2006CWC、横浜でのリベンジをしてもらいたい。
待ってるぞ、デコ!
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