入口も出口も自由 幸運な世代の選手たちは幸福だろうか?
■主なFA移籍選手 つづき
2007年
福留(中日→カブス)
和田(西武→中日)
黒田(広島→ドジャース)
新井(広島→阪神)
福留は1998年ドラフトで中日を逆指名して入団した。
1998年オフにはポスティングシステムも始まっている。
入口は自由。出口は2つの扉が開かれていた幸運な世代だ。
2008年
上原(巨人→オリオールズ)
川上(中日→ブレーブス)
入口も出口も自由な世代のFA権行使がつづく。
2009年
高橋尚成(巨人→メッツ)
2010年
内川聖一(横浜→ソフトバンク)
内川は高校卒業後プロ入りしており、入口に自由はなかった。
2011年(今年)
2002年ドラフト会議で大学・社会人から入団したうち要件を満たす選手が海外移籍権を取得している。
2002年"幸運"な世代の選手達は次の通り。
2002年11月20日<水>開催
第38回ドラフト会議
逆指名が"自由獲得枠"に移行して2度めの開催。
自由枠指名選手
■読売
自由枠 木佐貫洋 投手 亜細亜大
自由枠 久保裕也 投手 東海大
■福岡ダイエー
自由枠 新垣渚 投手 九州共立大
自由枠 和田毅 投手 早稲田大
■横浜
自由枠 村田修一 内野手 日本大学
自由枠 土井竜太郎 投手 法政大学
■西武
自由枠 長田秀一郎 投手 慶応大学
自由枠 後藤武敏 内野手 法政大学
■広島東洋
自由枠 永川勝浩 投手 亜細亜大学
■オリックス
自由枠 加藤大輔 投手 神奈川大学
■阪神
自由枠 杉山直久 投手 龍谷大学
自由枠 江草仁貴 投手 専修大学
こうしてみると、自由枠の選手が必ずしもチームの中心選手となり得ていないことがわかる。
入団当初からMLB志望とメディアや野球関連書籍に書かれていたソフトバンクの和田が"晴れて"MLB移籍へと進むのかが注目される。
FA選手を獲得したいのはやまやまだが、獲得すると人的補償を要求される懸念がある。
FA宣言をしても移籍が実現する選手は少なくなっている。
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