CWC2011 FCバルセロナ 2006年の雪辱
FCバルセロナ(以下バルサ)は過去にCWCを制しているが、日本開催大会ではトヨタカップの時代も含めて2度敗れている。
前回決勝で敗れたのは2006年。
FIFAクラブワールドカップ第二回を振り返る。
2006年4月3日
新正式名称発表「TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン2006」
第二回より「FIFAクラブワールドチャンピオンシップ」から「FIFAクラブワールドカップ」に名称が変更された。
FIFAクラブワールドチャンピオンシップ2005が興行的に盛り上がらなかったため、Jリーグチャンピオンを参加させることが討議されたがFIFAに却下された。
5月17日
UEFA CL決勝、FCバルセロナがイングランド・プレミアリーグのアーセナルを 2-1で破って優勝。
欧州代表決定
7月27日
チケット発売概要が発表された。
欧州代表(FCバルセロナ)が出場する2試合を見たい場合「決勝&3位決定戦のセットチケット」 ~カテゴリー1で45,600円~ があればよい。
決勝&3位決定戦のみの場合、カテゴリー1は3万円。
8月5日
10時よりチケットが世界同時発売された。
方法はインターネット、電話、プレイガイド店頭。
チケットは、サポーターが陣取るゴール裏のカテゴリー4から売れていった。
セットチケットのカテゴリー4は発売後数分で完売。
最後まで残ったのはカテゴリー2。
日産スタジアムは陸上トラックがあるため、どの席でもサッカーは見づらい。そのなかでもカテゴリー2の見づらさは醜悪。それなのに値段はカテゴリー1の次に高かったのである。
11月29日
FCバルセロナが召集メンバーを発表。
ドス・サントス、クロサスの若い二人がバルサBから召集されたが、戦力と言うよりは将来を見越しての見学だった。
12月7日 <木>
午後、インテルナシオナル来日
決勝から逆算して10日前の来日。
12月10日 <日>
開幕戦
M1 オークランドシティ対アフリカ代表 東京・国立
バルサが登場する日以外の試合は、国立競技場(東京)と豊田(愛知)のいずれかで行われた。
土曜日にリーガ公式戦をおこなったバルサ一行がバルセロナを出発。
12月11日 <月>
M2 アジア代表対クラブアメリカ 豊田スタジアム
バルサ一行が成田に到着。
決勝から逆算して7日前の来日。
リーガ日程のために、これより早く来ることは難しい。
時差は東への移動のほうがきつい。
西へ移動してきたインテルナシオナルよりも条件は悪かった。
14時頃いったんホテルで荷をほどいた後、夕方から軽めの練習を行った。
12日<火>
川崎の本拠地である等々力を借りて練習。
この練習はソシオに公開された。
ただし、選手たちはスタンドそばに来ることもなく、手を振ることすらなかった。
12月13日 <水>
M1勝者対インテルナシオナル 東京・国立競技場
明日につづく
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