横浜スタジアムでMR-Sのリリーフカーに乗りたい!
横浜スタジアムでMR-Sのリリーフカーに乗りたい。
そう思っている人はあまり多くないだろう。
一度間近で見たい。写真を撮りたい。できれば乗ってみたい。そう思ってハマスタのウェブページを見ると「ハマスタツアー」の募集が出ていた。
申込みは5人から・・ということなので、横浜、阪神、巨人ファンに声をかけてなんとか頭数を揃えた。2010年秋のことだ。
ハマスタツアーは横浜スタジアムの施設見学ツアー。ビジター用選手ロッカー、浴室、記者席、スコアボード操作室、放送ブース、グラウンド、ベンチ、屋内練習場、ブルペンなどを見学する。
所要時間:1時間~1時間30分
ベイスターズの選手は参加しない。
横浜スタジアムホームページから申込書をダウンロードして印刷。FAXで申し込む。
4人以下では申し込めない。大人4人こども1人(3歳児以下)でも要は5人揃えばよい。
ハマスタといえば、開設当初はフットボールにも使える多目的球場。一塁・三塁内野席が可動してカタチが変わる仕様だった。今もそうなのだろうと思っていたが「人工芝を敷き変えた時に動かないようになったんです」と係のお姉さん。
グラウンドの思い思いの場所で記念写真を撮る皆さんを尻目に、開放されているライトポールの一角に、お目当てのそれを捕らえた。
あった!
MR-Sのリリーフカーはライト、レフトのブルペンにそれぞれ1台。計2台がある。
はいっていいですか?待ちきれず、係のお姉さんに目配せを送る。お姉さん、仕方ないですねぇとにっこり。
ん~ かわいい
ただでさえかわいいMR-Sにホッシーのペイント。なぜ、ミニカーを発売しないのかが不思議だ。
座席が一段高く改造されている助手席のフットレスト部分は、厚いゴムシートで埋められている。
座席右側には投手がつかまる手すり。左側ドアは取り外されている。
幌も完全に取り払われている。運転席には合皮のシートが被せてある。シートにきちんとはまってなくてぶかぶかの状態だった。ベース車は5速シーケンシャルMT。内外装以外の部分はノーマルのままだ。
ハマスタツアーのウェブページを見ると、グラウンドで記念写真が撮られているが、この日はあいにく小雨が混じる空模様。走る姿を見ることはできなかった。
リリーフカーは走行距離が伸びない。ポールから一塁ベース付近までの1往復が150m、1試合に2往復するとしても 300m。開催試合が77として 年間走行距離は 23km。ガソリンの使用量は2リットル/年。一度満タンにすれば20年以上走れる計算になる。これだけ走らなければ、ガソリンタンク、エンジンにかかる負担が大きい。かと言ってナンバープレートを取得していないため、公道を走るわけにもいかない。整備には大変なご苦労があることだろう。
横浜DeNA球団関係者の皆さん。どうか、MR-Sのリリーフカーを残してください。きちんと手入れすればまだまだ使えます。走行距離を稼ぐために場内を走るボランティアが必要ならばやります。そして欲をいえば、ミニカーを発売してください。このリリーフカーを廃車にしたら、もうハマスタには行きませんよ!
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