日清どん兵衛 東西仕様を食べ比べた。
関東と関西ではカップ麺の味がちがう。
ちょっと物知りのあなたならば、聞いたことがあるだろう。
以前、衆議院の委員会答弁で聞いた談によると
「三重県には東西、両方の味が売っている」
とのことだった。
東西の食文化を研究した書物でも、浜松・豊橋・三重がその境界線としてよく登場する。
「関東の汁なんて辛くて食べられないよ」
「関西の薄い汁なんて食べた気しないよ」
といった会話が、古から数多く繰り返されてきた。
そこに一石を投じるのが「どん兵衛」の東西食べ比べ販売である。
そこで、カップ麺にはうるさい一郎くんとケイコさんに来ていただき、食べ比べをした。
お湯を入れて待つこと5分。
一見しただけで、どちらが東かわかる。
それでも、一応目隠し試食ということで、一郎くんには「東」ケイコさんには「西」から食べてもらった。
一郎くん「あ、両方食べるまでもないよ。こっちがうまいんじゃね?」
ケイコさん「これはこれで美味しいけど?」
そこで東西を交換
一郎くん「あぁこの味ね。確かにこういう味のもあるよね」
ケイコさん「うーん確かに美味しいけど、さっきのもいいけど」
食べてみると、確かに圧倒的に美味さの濃さが違う。
カツオ出汁の東仕様のほうが、食べた実感がある。
一方、こんぶ出汁の西仕様。西日本で育ったので、確かに昔は、これがうどんだったな~と懐かしむ味。
これにとろろ昆布が入っていたな・・
一つ言えるとすれば、いずれも美味いということだ。
東を2回に西1回というローテーションで食べたい。
どん兵衛の食べ比べは、渋谷駅山手線ホームにある店舗でできる。
お近くのスーパーで売っていない場合は、ウェブサイトの日清eめんショップで食べ比べセットが不定期で販売されている。
*正解:右が東です。
→カップ麺の歴史
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