東京マラソンを走る方へ!読むだけで10分速くなる方法2012
東京マラソンを走る皆さん、受付はもう済ませましたか?
まさか、まだ走ったりしていないでしょうね。
今日も読みに来てくださってありがとうございます。
せっかく来て頂いたので、恒例によりといっても二度めですが、読むだけで10分速くなる方法2012年版をお送りします。
知っていることばかりだったら、残念ながら10分速くなりませんが、知らないことばかりだったら10分速くなります。
リスクがあったり、エキセントリックなものはありませんので、安心して読んでください。
まず"10分速くする"場所ですが、浅草寺で雷門の写真を撮った後からゴールまでの区間です。
特に二度めの銀座からゴールまでで10分を稼ぎます。
はじめに栄養取得。
ショッツ・エナジージェル(カフェイン入りタイプ)をスタート直後から30分毎に1袋摂っていきます。
ウエストポーチに入れていくので、重さからいって6袋が持って行ける限度。
5時間、6時間とかかる場合は、45分に1回というように調節してください。
これだけでも10分稼げるので、話はここで終わりなのですが、せっかくですからもう少し続けます。
後半になると脚は疲れていますが、腕はまだ疲れていないはず。
そこで腕を振ります。
ただし、振り方にコツがあります。
拳を地面に打ち付けるように振るのです。
マラソン講座ではこれを「打ち出の小づち走法」と名づけています。
この振り方で下半身に推進力が伝わります。
ただ腕振りは、しばらく走っているうちに忘れてしまうのが難点。
ペースが落ちたら、何度でも「打ち出の小づち走法」を思い出してください。
なお、その時拳は軽く丸めます。"握る"の一歩手前くらいがちょうどよい力具合です。
つづいて、姿勢の矯正。
「腰が落ちる走り」はみっともないとよく言いますが、実際にど素人!ランナーは疲れてくると腰が落ちてきます。
ショウウィンドーがあれば、それに映してチェックできるのですが、あいにくレース後半にそういう場所はありません。そもそもあったとしても応援の人垣の向こうです。
簡単な矯正方法は両手を腰骨の両脇からやや後ろに当てること。
当てる位置が「えっへん」のポーズからやや後ろということです。
そして腰を前へ押しやります。
美しい姿勢で走ると腹筋に力が入ります。
逆にいうと腹筋に力が入っていない走りでは、脚だけで走っていることになり、長持ちしません。
そして、最後に考え方です。
もしも浅草寺からゴールまで1km7分台、8分台・・と失速していくようなことがあれば、それは「失敗レース」あるいは「今イチレース」として記憶に残ります。
マラソンが一生に一度の人は、それがずっと続きます。
リベンジのレースをと思っても、調整し直して次のレースを狙うのは秋マラソン。半年以上も先のこと。
春マラソンだと1年先。
それまでずっと、マラソンに失敗した自分を引きずるのです。
ここで失速してなるものか。
絶対に目標を達成してやると歯を食いしばれるか。
軟弱にも歩いてしまうか。
マラソンは自身のこれからの生活においての誇りを賭けた戦いなのです。
そんなこと言われても、あんまり練習できていないし・・
そういう方のために"極力、失速しないレース計画"についてお話ししましょう。
明日につづく
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