"うるう日限定"を創り出せ!
閏年は一部の例外*を除き、4で割り切れる年。
今年2012年は閏年である。
*うるう年としない例外
100で割り切れる年(1900年、2100年など)
ただし、400でも割り切れる年は「うるう年」
次の例外は2400年なので、今後 iPS細胞の進歩で人間が不死身にならない限り、皆さんにとって例外は関係ない。
4年に一度割り切れない"あまり"の調整日と言えるのが2月29日の「うるう日」である。
この日生まれた人は、4年に一度の誕生日。
著名人では以下の3人がいる。
赤川次郎(1948年)
飯島直子(1968年)
吉岡聖恵 いきものがかり(1984年)
誕生日が4年に一度しかこないので、飯島直子は11歳ということになる。
道理で若いはずだ。
テレビで飲酒しているのを見たことがあるが、あれはお酒の色をしたジュースだったに違いない。
飯島直子が飲酒して、選挙に行けるのは生後80年ということになる・・
万が一真に受ける人がいてはいけないので一応言っておくと、日本の法律では"届け出た誕生月日の前日に歳をとる"という決まりになっている。
4月1日生まれで届け出ると法律上は3月31日として扱われる。
年度で決まっている義務教育の入学などは前年度扱いになり、小学校に上がるのが1年早くなる。
この法律がどのような意図で作られたかをしらべていないが、その一つは2月29日生まれ対策だろう。
2月29日に生まれた人は誕生日は4年に1回しかこないものの、実年齢は2月28日に一歳加齢するのである。
日本にある「**の日」の大半は、語呂合わせでこじつけた記念日だ。
2月29日といえば容易に「ニンニクの日」であることは想像が付く。
焼き肉ファンの皆さんたくさん食べてください。
博多にお住まいの方は、ラーメン屋のカウンターにあるニンニクをどばっと入れてください。
山梨県にある富士急ハイランド(遊園地)は「富士急の日」と位置づけているが、2月1日現在公式ホームページにはイベントの掲載はされていない。
せっかくのうるう日、何か楽しめることはないかと探してみたのだが、いま一つ「うるう日」特有の名物がない。
"うるう日限定"で検索しても、検索結果はお寒い限りだ。
4年に1度の限定品を発売する。
4年に1度の限定メニューを出す。
4年に1度のイベントを企画する。
まだ、1か月ある。
日本のうるう日の成否はあなたにかかっている。
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