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2012年2月11日 (土)

予防マスクは青にして! 予防マスクの目印

町ではインフルエンザが猛威をふるっている。
そうはいっても、目に見えないので脅威のほどは判らない。
自動車が自分を目がけてつっこんでくるといった目に見える恐怖は怖いが、目に見えぬ恐怖も得体が知れなくて怖い。

だから、世の中の人はマスクをしている。

今、電車の中で数えてみたら10人中4人がマスクをしていた。
その4人のうち、何人が「感染防止マスク」で、何人が「予防マスク」かはわからない。
恐らく、予防のためという人の比率が高いのではと推察する。
朝、マスクをして電車に乗り、そのまま会社に行く。
いつもならば、会社に着くとマスクを外すのだが、今は絶対に風邪を引きたくない。
マラソン練習中は風邪を引くと計画が狂ってしまうからだ。

同様に風邪をひきたくない人は多いだろう。
 大切な商談を控えている。
 大切なデートを控えている。
 家族に受験生や赤ん坊が居る。

それぞれに風邪をひきたくない切実な理由があるのだが、他人にはそれはわからない。
会社でもマスクを外さないでいると、他人からみて保菌者なのか、予防なのかはわからない。

会議室でサトウさんと打合せをする。
サトウさんはマスクをしてきた。
こちらもマスクをしている。
実は二人とも「予防マスク」なのだが、それは互いにわからない。
マスクをしているかしていないかでは、感染の危険性がある人かどうかはわからない。

咳をしていてもマスクをしていない人は、依然として多い。
そばにいるだけで不愉快だ。
意を決して「マスクしてはどうですか?」と言ってみる。
すると、そういう横着者は得てしてこんなことを言う。

「僕のは大丈夫だから」
「僕のはきれいな咳だから」
はり倒してやろうかと思う。

咳は体内から不要なものを追い払うために、体が起こしている。
大丈夫できれいな咳などない。

食堂や喫茶店、喫茶・喫煙コーナーに来て咳をしている人もいる。
口にモノを入れるので、予防マスクの人もここではマスクを外す。
こうした"誰もがマスクを外さざるを得ない場"に、咳をしている人は来てはいけないのだ。
東京都の「咳エチケット」に、そこまでは書いてない。

菌をまき散らして平気なバカと一緒にされるのは心外だが、実際にはマスクをしているだけで警戒される。
だからといって「これ予防ですから」といちいち言うのも面倒だ。
マスクにマジックで大きく「予防」と書きたくなる。
それはギャグとしてはいいかも知れないが、表は歩けない。

そこで「しらべる」から予防マスクの目印について、提案がある。


予防マスクの人は青みがかったマスクを使うのだ。
病院ではお医者さんも青みがかったマスクを使っている。

青いマスクは予防の人とわかれば、不要な誤解、心配が減ってストレスが減る。
そのためには、マスクを作る会社に、青いマスクで予防に特化した構造の新商品を出してもらいたい。
もちろん商品名には[予防]を謳う。

精神性の高い日本人のこと。
こうすれば、日本発の新しい文化が生まれるだろう。

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