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2012年2月27日 (月)

東京マラソンを走った皆さんへ マラソン翌日にすること。

東京マラソンを走った皆さん、お疲れ様でした。
終日曇りでしたが、マラソンとしてはほぼベストコンディション。
自分に打ち勝つレースができたでしょうか。

 

今日は有給休暇をとって、家でゆっくりしておられることと思います。
え゛今日も会社?
それはご愁傷様です。

 

マラソンを走った翌日にすることについてお話しましょう。
まずは洗濯。
そして靴洗い。

 

スポーツシューズの洗い方
インソール(中敷き)を取り出す
シューレース(靴紐)を外す
使い古しの歯ブラシに少し洗濯用の洗剤をとって、アッパーの汚れをはじき飛ばす。
靴の中もブラッシングして洗う。
歯ブラシをすすいでから、水をとりながら靴の洗った部分をすすぐ。
この時、靴をじゃぶじゃぶ水につけない方がよいです。
靴は湿気・水分に弱いですから。
洗い終えたらベランダの日陰に干します。
靴の中には新聞紙を詰めます。
インソールとシューレースは別に洗って、干します。

 

つづいて過ごし方。
基本は「アクティブレスト」
アクティブレストの定義は、レースやトレーニングで疲れている時、少しでも体を動かして疲労を取ること。
積極的に休むことではありません。
近くのコンビニに買い物に行く。そうした散歩がオススメです。

 

レース前は甘いモノ、お酒などを断ってきたことと思います。
カロリーが高いメニューも控えていたでしょう。
それをここぞとばかりに食べるのはかまいません。
マラソンを完走すると胃腸はかなり弱っていますから、腹をこわすかも知れませんが、壊してももうレースはありませんから。

 

数年前、マラソンが終わったらカツ丼を食べようと決めていて、食べたら体重が一日で2kg増えました。
結局その2kgは戻らず。
これは、マラソン当日、水分を失って体重が落ちていた分を急速に取り戻しただけのことでした。
決してカツ丼が2kgに化けたわけではないのです。
このように、マラソン翌日に急激に体重が増えることもありますが、ショックを受ける必要はありません。

 

コンビニでおやつを買い込んできたら、パソコンに向かってマラソン日記を書きましょう。
エクセルでタテに1~42と数字を振って、1km毎に覚えている出来事をかき込んでいくとよいです。
そこにGPS時計で取ったラップタイムを貼り付ければ、さらに記憶がよみがえってきます。
音楽を聴きながら走った人は、そのセットリストを見ると、またいろいろ思い出せます。

 

ネットでレビューやコミュニティに書き込む人もいるかと思います。
ここでやっていけないのは、
「初マラソンを完走しました。なんとか4時間切れました」
のように、大半の人からみて自慢としか映らない言い回し。
自慢するのはメールやSNSの日記だけにしましょう。

 

一日にできることはさほど多くありません。
わずかなことを、ゆっくり一日をかけてやるのがよいのです。
「成功マラソン」の翌日、幸せに包まれながらゆっくり過ごした記憶が次へつながります。

 

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