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2012年3月 7日 (水)

ウガナツ 首を振らないで!

人にはクセがある
本人が自分のクセに気づいている場合は、矯正に努めようとする姿が垣間見える。
本人が気づいていない場合は、クセのリズムが全く変わらないことで、そうだとわかる。

NHK ニュースウォッチ9のキャスター大越健介。
彼はニュースに対して"自分の意見あるいはNHKとしての論調"をくわえる時、首を振るクセがある。
そのリズムはこの半年間見ていて、常に一定している。
あのクセを規制してしまうと、自分の意見をいう時、気持ちがこもらないのかも知れない。
軽度のクセであり、なおす必要はないと本人、周囲が判断してもおかしくない範囲だ。

「ニュースウォッチ9」が"そのニュース核心はどこだ"のテロップで終わる頃、数分かぶって始まるのがテレビ朝日の「報道ステーション」
2番組同時録画のレコーダーになる前は、どちらかの番組がタイムシフト再生できず難儀だった。

 

週前半の解説を務めるのは朝日新聞の五十嵐浩司。
彼も持論を展開する時、首を振る。
彼の場合、意見を言うのが仕事なので、常に首を振っている。
首だけでなく上半身も振っている。
その身のこなしは、ドリブルをしながら相手をかいくぐるバスケットボール選手のよう。
2フレーム構成の映像では、カメラアングルからはみ出してしまいそうだ。

 

かなり独特な動きなので、視聴者の中には気になる人がいるはずだ。
ただ、彼の論調は鋭い。
そこまで思い切ったことを言って大丈夫なのか。と思うこともしばしば。
最近めっきり度胸が座っている古館と彼のコンビは、かなり核心に迫っている。
だから、少々気にはなっても、不愉快ではない。

 

番組の終盤、スポーツコーナーで登場するのがウガナツこと宇賀なつみ。
市川寛子はお天気コーナーからメインキャスターへ転身したが、ウガナツはお天気コーナーからスポーツ担当に転身した。

「**選手がまたまたやってくれました!」

ニュースの前段を読んで、VTRが出る。その時
カメラがアップでとらえたウガナツが首を振る。
というよりも、アゴを振っている。

その動きは日本の伝統文化で言えば張り子の虎、海外から入ってきたコレクターグッズでいえば、ボブルヘッドフィギュア。お笑い界で言えば、ビートたけしの「冗談じゃないよ」に近い。

本人はこのクセに気づいているように見受ける。
あるいは視聴者から指摘があったのか。
アゴを振る動きが一定していないのが、その証拠だ。

スポーツコーナー担当になってしばらくして、最近アゴを振らなくなったな・・
と安心して見ていたら、ある日はいつもより多めに振ったりする。

なんで、そうなるウガナツ
なんど、テレビにつっこんだことか

その笑顔には十分な愛嬌があるのだ。
だからアゴを止めて欲しい。
その方が、説得力が増すはずだ。

 

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