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2012年3月14日 (水)

定年退職の送別会 失礼にならず感動してもらうスピーチ例

定年退職の送別会。
1人ひとことで、あなたにもスピーチが回ってくる。
そういう状況であなたは何を話さなければならないか。

まず大前提は、あなたのアピールの場ではないということだ。
定年で辞めていく人が主役。その人をいかに讃えるかを考える。

送別会の冒頭に長い時間がもらえるエライ人とは違い、あなたの持ち時間は1分程度だ。
1分を超えたら、周りの人は「長いなこいつ」と思う。
上司は「日頃からなにも考えてないから、こういうだらだらした話になるんだ。ボーナス引いとこう」となる。
アピールの場ではないものの、下手を打つと逆アピールになってしまう。

そこで、エピソードは1つに絞る。
辞めていく人が仮にサトウさんとしよう。

エピソード選びのポイントは
・サトウさんと自分だけにわかる逸話

こういうネタを出せば、サトウさんは「お、よく覚えていてくれたな」とにっこり。
周りは知らない話なので、耳を傾けてくれる。
穏やかで暖かい静寂の中、あなたのスピーチが冴えるというわけだ。

ただし「皆さんは知らないと思いますが」といった前振りはダメ。
それを言った時点で、皆から「のも、のも」とスルーされてしまう。

相手は先輩だから、自分が着任した時、仕事を教えてもらった話。
かけてもらった暖かい言葉。
思い出したら何か、見つかるだろう。

不幸にしてサトウさんに、あなたが何も世話になっていない場合はどうするか。
「全然、お世話にならなかったんですけど」
などと言うと人間を見られる。

そこで、サトウさんの功績、成功事例を探す。
ただし、他人と話がかぶってしまうことがあるので、いくつかネタを仕込んでおく必要がある。

不幸にしてサトウさんに何も金字塔がない場合はどうか。
「サトウさんは変わり者でしたね」
といった、相手の自虐ネタを言ってはいけない。

数字でわかる実績もよいが、それは、過去のこと。
仕事のしくみを改善して、はたの人が楽になった事例を探す。
改善はその人が居なくなっても永遠に続く。

必殺の言葉はこれだ。
「皆 あなたのことを忘れませんよ!」

こう言ったら、すぐに
「ご健康とますますのご活躍をお祈りします」
と言って終わる。

また遊びに来てくれとか、奥さんと幸せにとか
余計なことを言う度に、相手か場が沈むリスクが増える。
沈んだ場を取り繕うために、しどろもどろになって、場を壊してしまう。
そんなことにならないよう、シンプルな原稿を用意しておかなければならない。

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