あなたの職場のモラルが、一目でわかる場所
あなたの職場のモラルは、ある場所を見ればわかります。
本来ならば、トイレを見ればその職場がわかるはずなのですが、多くの企業では清掃業者にまかせているため、トイレはいつもキレイ。
清掃業者が毎日やってくる職場では、床のゴミも滅多に落ちていません。
しかし、清掃業者が手を出さないところが1つあります。
それが傘立てです。
あなたの職場にも入り口付近に傘立てがあるでしょう。
大きい傘立ての場合、正方形の碁盤の目の枠が乗っていて、傘が仕分けられるようになっています。
それでも、無造作に傘を突き刺すと、傘は斜めに倒れます。
またその次に来た人も無造作につっこむ。
結果的に傘立てには、あちこちを向いた傘が斜めに突き刺さった状態になるのです。
このような会社では傘の盗難は日常茶飯事。
高価な傘ではありません。
なくなるのはビニル傘。
「これって誰も使ってないよな」
「明日、返せばいいや」
乱雑につきさしてあるので、持って行きやすいのです。
そして、後から持ち主がやってくる。
「あれ?ビニル傘 置き傘で1本キープしてあったよな・・」
頼みにしていた傘を誰かが勝手に持って行ってしまった。
「なんなんだよ、この職場は!」
これは不信につながります。
コンビニの傘立てでなくなったのならば、社会全体への怨嗟ですが、ここは職場。
なんて、モラルの低い会社なんだ・・
本来、一枚岩の家族である会社で、人間関係はこういうところからもほころぶのです。
こういう会社では、雨の日の午前中、居室の空いた場所に傘が干されている。
よほど大切な傘なのでしょう。
自分さえよければ、他人がどう思うかなどお構いなし。
モラルが低い会社で、モラルを上げたいならば、上に立つ人が自ら範を示さなければなりません。
下にいる人が真摯に行動しても「暇な人はいいな」と思われるだけ。
それでも状況が変わらない時は、ISO14001などの外圧によるQC活動が有効です。
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