太陽の塔 黄金の顔 上京! 江戸東京博物館に会いに行く。
これで太陽の塔については一区切り付いたはずだった。
ところが今年2月に状況が変わる。
江戸東京博物館に「太陽の塔黄金の顔」が展示されるというのだ。
太陽の塔は大阪に今もある。
毎日立っている。入場料だってとっている。
「今日は顔が東京へ行ってます」
というわけにはいかないはずだ。
そこでよくしらべると次のことがわかった。
1970年竣工時のオリジナル「黄金の顔」は、1992年の大規模改修工事の際、取り外された。
塔には代わりに金属製の「黄金の顔」が取り付けられた。
その後、オリジナルは独立行政法人日本万国博覧会記念機構所蔵の所蔵品として保管されている。
倉庫に保管されていたオリジナル「黄金の顔」だが、2011年3月~5月に万博記念公園で開催された「太陽の塔の顔黄金の顔展」で公開された。
そして今般、大阪以外では初めて江戸東京博物館で公開されている。
太陽の塔を見ただけでも満足だが、せっかく「黄金の顔」が東京まで来ている機会を逃すのはもったいない。
そこで、平日の休みがとれた日に行ってきた。
最寄り駅はJRと大江戸線の「両国」
相撲で有名な町である。
大江戸線の駅から地上に上がると、すぐそこに入口がある。
JRの駅からは大回りの順路しかなく歩く距離がかなり長い。
江戸東京博物館といえば一階にある「墨田区文化観光コーナー」に言問団子がある。
以前、スカイツリー散歩で言問団子を訪れた際にチェック済みだ。
「あとで買いに来ます」
と言って写真を撮らせていただいた。
さて「黄金の顔」 東京スカイツリー開業にちなんで開催している企画展「ザ・タワー」に合わせたお目見えだが、企画展(別料金)エリアではなく、常設展示エリアに展示されている。
「ザ・タワー」の会期は5月6日までだが「黄金の顔」展示は5月20日まで。
「黄金の顔」を見るだけならば「常設展」の600円で済む。
だがせっかくここまで来たのだから、共通券1,520円を買って特別展「ザ・タワー」も見ていこう。
そう思ってチケットうりばの表示を確認。
常設展
江戸~昭和(400年間)までの資料・大型模型を展示
【 所要時間 約1時間半~2時間 】
特別展
ザ・タワー
【 所要時間 約40分~60分 】
に、2時間??
「常設展1枚」
入場券を買ったついでに、気になって夜も眠れなかった疑問をガイドのお姉さんに尋ねる。
館内は写真撮っていいんですか?
太陽の塔の顔を撮りたいんですけど
「常設展示は撮影できます。フラッシュを焚いてもいい場所にはその表示が出ています。太陽の塔は日本橋から撮るといいですよ」
親切だ。
都会では、親切な人が少なくなっているだけに親切な人がいると嬉しい。
エレベーターで6階に上るとそこが入口。
入ってすぐ目に飛び込んでくるのは日本橋の吹き抜け。
高揚感がある作りだ。
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