« 情報交換お願いします | トップページ | 20代のサラリーマンへ(1)死にものぐるいで働く理由 »

2012年4月 5日 (木)

携帯電話がなくなった。

生活の中から。
神戸の震災が起きた時、配給の列に並ぶ時に携帯電話があると便利だというニュースを見て買った。
機械の買取も含めて初期費用は10万円だった。
それ以来なので、携帯のない暮らしは17年ぶりということになる。
生活の中にとけ込んでいた携帯。
最近は滅多に使わなくなったので解約した。
それから3か月。
携帯がない暮らしはすっきりしている。
ストレス源が一つ減ったからだ。

携帯は電池が切れる。
ある日、使おうと思ったら電源が入らなくなっている。
それを見越してバッテリー残量の減りを気にしていなければならない。
充電という「to do」が1つ減った。

滅多に使わないといっても、持っている限りは、電話がかかってくる可能性がある。
それは親戚に起きる不慮のできごとかも知れないし、友達からの親睦の誘いかも知れない。
1日に何度か着信を示す青いランプがともっていないかを確認する。
でも灯っていることはない。
それを1日2回として、1年の間に730回。
その手間が減った。

帰宅すると、携帯を鞄から出して机に置く。
着信の確認あるいは、充電のためだ。
そして、朝会社に行く時にそれを鞄に入れる。
財布、家の鍵、携帯・・
そうした朝のチェックから携帯がなくなった。

ほとんど使っていなくても、これだけストレスが減る。
しかもキャリアに払っていた月々2,000円。年間24,000円の上納金も取られない。
いいことずくめだ。

携帯電話がなくなってからテレホンカードを買った。
なかなか売っている店がなくて3軒回ってようやく見つけた。
テレホンカードを持ち歩くようになると、意外なほど町には公衆電話があることがわかった。
これまでは、そこにあっても見えていなかったのだ。

携帯電話の歴史

| |

« 情報交換お願いします | トップページ | 20代のサラリーマンへ(1)死にものぐるいで働く理由 »

くらし」カテゴリの記事