なぜフイとカタカナで書くのか
日本同点機フイ
佐藤好投フイ
鈴木満塁弾フイ
新聞のスポーツ欄にこんな見出しを見ることがある。
毎日ではないが、頻繁である。
フイはふいにするのフイ。
ふいの意味は「ムダにする」
特に好機をムダにする場合の口述で使う。
新聞の見だしは、
「日本同点機をムダにした」というところを
「日本同点機フイ」と書く。
むだな結果に終わったという事実を言い切りで表す時、ふいはフイになる。
「日本同点機ふい」
「日本同点機フイ」
カタカナにする必然性はなさそうだ。
言葉を端折っていることに注意を喚起するため、カタカナで語感を強くしているのだろう。
ふい、フイどちらで言い切っても違和感がある。
見出しとは、そういう違和感を持たせて注目させるものだ!
編集者のそんな声が見出しから聞こえてくる。
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