東京スカイツリー 挫折した定点観測
初めて、ご当地を訪れたのは2009年6月。まだ注目されていなかったスカイツリーを定点観測しておこうと思ったからだ。
やっとの思いでコインパーキングを見つけ、駆け寄ったスカイツリー。それは大型ビルの建設現場と変わりなかった。今こうして目を凝らせばツリー本体が透けて見えるのだが、当時は足場の四角い筐体しか目に入らなかった。

この時、スカイツリーは52m。基礎部分に多大な時間を要し、なかなかツリーが上に伸びなかった頃だと知ったのは随分後のこと。川沿いの道を押上駅方面に歩いたあたりで、その姿は小さくなった。これくらい離れておけば、成長の姿を時系列で記録できるはず。

しかし、その読みは大きく外れていた。毎月でも訪れようと思っていたのに、ついつい来そびれてしまっていた5ヶ月後の2009年11月。ツリーはあっという間にフレームを突き抜けてしまっていた。
この時の高さは215m。せめてフレームをタテに撮っておくべきだった。そう思っても後の祭り。第2回めにして早くも定点観測は挫折した。
そして開業日。人づてに「周辺の町並みは跡形もなく変わってしまった」と聞いていた。もしかして定点観測の目印にしているビルがなくなっているのでは?と危惧していたが、杞憂だった。
道路はきれいに整備され、セブンイレブンができていたが、それ以外はさほど変わっていない。ただ古いビルが多く、いずれ様変わりするのかも知れない。
東京スカイツリー開業に合わせて改装された押上駅には<スカイツリー前>というキャプションが加えられていた。
初春に舞い戻ったような東京スカイツリー開業の1日。青山愛のお陰で寒い思いをせずに済んだ。
スプリングコートを着てショールまで巻いた時には、よくやるよと笑って観ていたが、こうなっては彼女に足を向けて寝られない。
あの時手袋もはめてくれていれば、ブログの愛読者になっていたかも知れない。
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