ユーロ2012 ポルトガル初優勝はこうすれば実現する。
6月8日からユーロ2012が開幕する。
今度こそ、ポルトガルのユーロ制覇が成るか?
優勝に向けた戦略を2つ検討した。
もちろんパウロ・ベント監督はこの程度のことは考えているはずなので、ベントに転送するのはやめて欲しい。
戦略1
デコを招集する。
既に発表されたメンバーには当然、代表引退したデコは入っていない。
ただ開催までに負傷者が出た場合という話だ。
経験豊富なゲームメーカーを1枚加えておけば、優勝が近づくのは明白である。
戦略2
グループ1位通過
ポルトガルがグループリーグを戦うグループBは次の4カ国。
ドイツ
オランダ
ポルトガル
デンマーク
上から順にFIFAランキング(5月9日現在)2位、4位、5位、10位。
かつてフットボール史上では数多く「死の組」という言葉が使われてきたが、今回はユーロ始まって以来の「死の組」と言える。
そこで、まず決勝トーナメントの話から入る。
準々決勝 ベスト8
グループBを勝ち上がると、以下のいずれかに進む。
25 A組1位-B組2位
26 A組2位-B組1位
*左側数字は試合番号 match number
まずグループBを2位通過した場合
match25でA組1位と当たる。相手はロシアが有力だ。
ロシアを破った場合、準決勝ベスト4では
29 25勝者-27勝者
ここでmatch27から上がってくるのはスペインが有力。
つまりグループリーグが2位だった場合、
ベスト8 ロシア
ベスト4 スペイン
との対戦が有力となる。
一方グループリーグ1位通過の場合
ベスト8 ギリシア
ベスト4 イングランド
との対戦が有力。
ポルトガルはギリシアが苦手だが、ロシアよりは幾分楽な相手だ。
FIFAランク1位のスペインと比べれば、他国はすべて楽な相手である。
今回は、ユーロ2008と違いベスト4の組合せがたすき掛けになった。
ユーロ2008の場合、グループを2位通過した方が、その後の戦いが楽になるという考え方もあったが、今回それはない。
前回よりルールが変わり、準々決勝までに選手が受けた警告1枚を準決勝に持ち越さないため、厳しい戦いで選手が出場停止になり、主力を欠いて決勝を戦うという無粋はなくなった。
しかし、厳しい相手と戦えばその分、選手の疲弊は大きい。
決勝トーナメントの戦いを有利に進めるために、グループリーグ1位通過が必要である。
つづく
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